「デトックス」
という言葉を最近よく目にします。
体内に蓄積された毒素を排出する。という意味に近い言葉だと思います。
このデトックスに効果的な方法があります。
LSDというスポーツの基礎トレーニング方法があります。
(ロング・スロー・ディスタンス)という意味です。
読んで字のごとく、長距離を、超ゆっくり、低負荷で、走ったり、泳いだり、漕いだり(自転車)
する運動です。何の運動でも、最低40分位は続けます。理想的には1時間以上です。
距離ではなく時間で測るのが特徴です。
筋肉には、毛細血管が張り巡らされていて、そこに流れている血液は、
筋肉に酸素を送り、溜まった老廃物を体外に排出する役目を果たしています。
この毛細血管が発達して、筋肉に網羅されているほど、
血液はすみずみまで行き渡り、
酸素の供給、老廃物の代謝は活発化、効果的になります。
この、毛細血管を、発達させる唯一の方法がLSDなのです。
これは、アメリカのスポーツ医学者によって発見されました。
今のところ、
この方法以外に、毛細血管を発達させる方法は見つかっていないそうです。
それまでは、毛細血管は発達しないと言われていました。
LSDを続けると、今まで、届いていなかった場所にも、
毛細血管が、どんどん伸びていくそうです。
そうすると、乳酸などの老廃物は、より迅速かつ効果的に
排出されるようになります。
このメソッドは、スポーツの基礎トレーニングとしても有効ですが、
健康法としても、かなり効果的なものだと思います。
私は、ここ5年ほど、自分の体を使って人体実験をしていますが、
有効な方法だと実感しています。
私は、長年競技をしていたので、
昔から、毎年、血液を含め、
体の詳細な検診結果を記録していますが、
このLSDをはじめてからの、血液検査等の数値の経緯は、
明らかに、良い方向に向かっています。
低負荷、長時間運動で、かく汗は、粘度が高く、臭いです。
それだけ、老廃物を排出させているとも言えます。
また、このLSDを定期的に続けていると、
高負荷の運動をしても、体を壊しません。
LSDの上に、効果的に練習が積み重なっていくのです。
また、体が、脂肪を燃焼しやすい体質に
変わっていきます。
体脂肪率が低いから健康だとは言えませんが、
私の体は、167cm, 68kg
通常だったら、少し肥満体ですが、
体脂肪率は10前後をキープしています。
もっとも簡単で、時間的にも可能なLSDは、
フィットネスクラブにあるエアロバイクでも可能です。
負荷を40Wほどに設定して、
ケイデンス(回転/分)を70くらいで、1時間も漕ぐと、効果は十分です。
最初は、30分くらいからスタートして
徐々に時間を延ばしてください。
週に2回でも効果は出ます。
「イルカの気分」
一昨年、32年ぶりに水泳を再開して、
フィットネスクラブのコーチの勧めで競技を始めました。
初参戦の、マスターズ選手権の最高峰
ジャパンマスターズ(400m自由形)で、
いきなり、メダルをもらったので、
もう、これで十分だ。できすぎだ。と思って
競技のモチベーションが落ちてしまいました。
どうも、私は競争には向いていないと思います。
練習も嫌いだし。
で、
ちんたらと泳ぐのが、性に合っていて
暇があれば、プールでイルカみたいに
ドルフィンスイムをやっています。
フィンは使わず、自分の足で水を感じながら泳ぐ。
これが気持ちいい!
イルカの気分なんです。
苦しくなったらプカ~っと浮いて息吸って
また潜って
ドルフィンキ~ック。
体のうねりと、呼吸の組み合わせが、
水中ヨガと言ってもよいほど、
無理のない、リラクゼーションになっています。
ただ、困るのが、
その後のビールが美味すぎること。
酒量は着実に伸びています。
「マザー・テレサのビジネスモデル」
アメリカの有名な経済学者が、
マザーテレサの奉仕活動が、20世紀のビジネスモデルで、
最も成功したものの一つだと指摘していました。
もちろん、マザーテレサは儲けるため、利益をあげるために
奉仕活動をしたのではありませんが、
彼女の奉仕活動に賛同して集まった、寄付や、援助物資、人的資源は
莫大なものになるそうです。
その費用対効果は、他のビジネスモデルの比ではないらしいです。
よく考えてみると、面白いですね。
ウォーレン・バフェットも、莫大な寄付を発表したら、
彼の会社の株が、急騰して、
結果として寄付以上の利益を得ることになったとか。
このことは「与えること」の重要さを教えていると思います。
そして、ビジネスでの成功をも示唆していると思います。