泳ぐ写真家龍之介 -78ページ目

「機材輸入」

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一昨日、日本で入手不可能な照明機材のパーツを、

ニューヨークのB&Hという大きな機材ショップにオーダーしたら、

「昨晩、発送しましたよ。」

というメールをもらいました。

発送はUPSで、商品追跡がネットでできるので、

今朝、調べてみたら(写真)

もう、成田に着いていました。


来週の撮影に間に合うかな?

と思っていたので、とてもありがたいことです。


世界中に窓口を広げている小売店と

それを、ローカルと同じように決済、販売する利便性。


海外発送ということを忘れてしまうようなスピードで

正確に商品を届ける輸送力、情報管理能力。


これが、


日本と、アメリカの、アイデアやテクノロジーの差なんだろうな。

と考えてしまいます。


しかし、パーツも安い!

映画産業をはじめ、映像業界の規模が違うので、

需要も多く、量産しているのでしょうね。


再び、円高ドル安に振れそうなので、

必要なパーツを仕入れしておこうか。

と考えているところです。



「住居変遷」

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以前住んでいた、等々力の自宅兼スタジオの中庭から、

空を狙って広角レンズで撮ったカットです。

以前は住まいとスタジオがいっしょでした。


知人が所有していた、等々力随一の大邸宅で、

多摩川の丘陵地帯の一番高いところに位置していました。


知人が都心に引越し、

たまたま、空いたので、2年だけという契約で住み始めたのですが、

事情により、「もっと居て。」と言われて、

ずるずる、10年以上も住んでしまいました。


ガレージは、普通車が5台停められるスペースがありましたが、

私の車は、じみ~な国産ワゴン車。

仕事がないと、屋上で昼寝している、あやしい叔父だし、

とってもこの邸宅とは不釣合いだったと思います。

しかし、

すぐに近所のおばさんたちと仲良くなって、

写真を撮ってあげたりしたら、人気者になりました。


結構パーティを開いたりして、

雑誌の編集者が大勢集まってきて賑やかな時代で、

エル・ジャポン編集部のたまり場みたいになりました。

文鳥たちも、リビングが広大だったので、飛び回って、大喜びでした。



知人が邸宅を売却することになって、近くのマンションに引越しましたが、

その後、この邸宅は不動産業者の手に渡り、

土地は3分割され、あまりこのあたりに相応しくない家が3軒建ちました。


その頃から、私の運気が下がってきて、

父を亡くしたり、

仕事がうまく行かなくなったりして、

公私ともに、ドツボになりました。


しかし、


最近になって、

また、上昇機運になってきたようです。

う~んと、上がりきったところで、人生終了というのがベストですね。


私は、離婚したり、海外に蒸発したりで、

結構、ジェットコースターのような人生を歩んできたと思います。

人生は山あり谷ありです。油断は禁物です。


おかげさまで、


最近やっと元気がでてきて、

「よし、また昇るぞ!」

と気合を入れているところです。


皆さんよろしくお願い致します。












「コロニアル風」

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charlston

BMWの招待で、アメリカのサウスカロライナに撮影に行った時に、

チャールストンという街を訪ねました。

BMWの工場からチャールストンまでは、

クライアントのチャーターした小型ジェットで移動という、豪華版!

しかし、離陸したかと思ったら、すぐに着陸してしまうような距離でした。


移動後は自由時間になりました。


この街は、もともとフランスの植民地で、

フランスの建築様式が色濃く反映されているのでしょう。

アメリカにしては、結構エキゾチックで、

コロニアル風なたたずまいの建物が多いのが

印象的でした。


暖かくて、湿度の高い気候のせいか、

高床式の建物が多く見られました。

マグノリアの木が、あちこちに植えてあって、

木も、花も異様に大きかったのが記憶に残っています。

木の高さは、大きいものになると15mほどあったでしょうか。

縁側で涼んでいると

「どすん」という尋常でない音が頻繁にするので、

何なのか?と思ったら、

マグノリアの花が、地面に落花したときの音でした。


熱い気候のせいか、

コールドドリンクが美味しかったですね。

大きなピッチャーに、ぶっかき氷を入れた

自家製のレモネードが用意してあって、

グレープフルーツと蜂蜜の香りがたまらなかったス。


重い機材を担いでいたので、

汗がすごく、無礼講で、バドワイザーやベックスをぐびりぐびり

やりながらの撮影になりました。


日本では酒を呑みながら撮影なんてとんでもないことですが、

こんな場所で、あんな気候だと

全然違和感がないんです。

スタッフも、つられて呑んでました。


日本から行くと、とんでもなく不便な場所(アメリカ南部、フロリダの北)にありますが、

もう一度行きたいと思う場所です。


とりたてて、何か名所とか、あるところではないのですが、

わざわざ、こんな辺鄙なところまで行って、

何もしないで、

「ぼ~っと」しているのも良いもんです。

料理は総じてスパイシーで美味しかったです。

ケイジャン料理に近いかな?


今日みたいな、憂鬱な天気の日には、

チャールストンの青い空と白い建物をなつかしく思い出します。