「機材輸入」
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一昨日、日本で入手不可能な照明機材のパーツを、
ニューヨークのB&Hという大きな機材ショップにオーダーしたら、
「昨晩、発送しましたよ。」
というメールをもらいました。
発送はUPSで、商品追跡がネットでできるので、
今朝、調べてみたら(写真)
もう、成田に着いていました。
来週の撮影に間に合うかな?
と思っていたので、とてもありがたいことです。
世界中に窓口を広げている小売店と
それを、ローカルと同じように決済、販売する利便性。
海外発送ということを忘れてしまうようなスピードで
正確に商品を届ける輸送力、情報管理能力。
これが、
日本と、アメリカの、アイデアやテクノロジーの差なんだろうな。
と考えてしまいます。
しかし、パーツも安い!
映画産業をはじめ、映像業界の規模が違うので、
需要も多く、量産しているのでしょうね。
再び、円高ドル安に振れそうなので、
必要なパーツを仕入れしておこうか。
と考えているところです。
「住居変遷」
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以前住んでいた、等々力の自宅兼スタジオの中庭から、
空を狙って広角レンズで撮ったカットです。
以前は住まいとスタジオがいっしょでした。
知人が所有していた、等々力随一の大邸宅で、
多摩川の丘陵地帯の一番高いところに位置していました。
知人が都心に引越し、
たまたま、空いたので、2年だけという契約で住み始めたのですが、
事情により、「もっと居て。」と言われて、
ずるずる、10年以上も住んでしまいました。
ガレージは、普通車が5台停められるスペースがありましたが、
私の車は、じみ~な国産ワゴン車。
仕事がないと、屋上で昼寝している、あやしい叔父だし、
とってもこの邸宅とは不釣合いだったと思います。
しかし、
すぐに近所のおばさんたちと仲良くなって、
写真を撮ってあげたりしたら、人気者になりました。
結構パーティを開いたりして、
雑誌の編集者が大勢集まってきて賑やかな時代で、
エル・ジャポン編集部のたまり場みたいになりました。
文鳥たちも、リビングが広大だったので、飛び回って、大喜びでした。
知人が邸宅を売却することになって、近くのマンションに引越しましたが、
その後、この邸宅は不動産業者の手に渡り、
土地は3分割され、あまりこのあたりに相応しくない家が3軒建ちました。
その頃から、私の運気が下がってきて、
父を亡くしたり、
仕事がうまく行かなくなったりして、
公私ともに、ドツボになりました。
しかし、
最近になって、
また、上昇機運になってきたようです。
う~んと、上がりきったところで、人生終了というのがベストですね。
私は、離婚したり、海外に蒸発したりで、
結構、ジェットコースターのような人生を歩んできたと思います。
人生は山あり谷ありです。油断は禁物です。
おかげさまで、
最近やっと元気がでてきて、
「よし、また昇るぞ!」
と気合を入れているところです。
皆さんよろしくお願い致します。
「コロニアル風」
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BMWの招待で、アメリカのサウスカロライナに撮影に行った時に、
チャールストンという街を訪ねました。
BMWの工場からチャールストンまでは、
クライアントのチャーターした小型ジェットで移動という、豪華版!
しかし、離陸したかと思ったら、すぐに着陸してしまうような距離でした。
移動後は自由時間になりました。
この街は、もともとフランスの植民地で、
フランスの建築様式が色濃く反映されているのでしょう。
アメリカにしては、結構エキゾチックで、
コロニアル風なたたずまいの建物が多いのが
印象的でした。
暖かくて、湿度の高い気候のせいか、
高床式の建物が多く見られました。
マグノリアの木が、あちこちに植えてあって、
木も、花も異様に大きかったのが記憶に残っています。
木の高さは、大きいものになると15mほどあったでしょうか。
縁側で涼んでいると
「どすん」という尋常でない音が頻繁にするので、
何なのか?と思ったら、
マグノリアの花が、地面に落花したときの音でした。
熱い気候のせいか、
コールドドリンクが美味しかったですね。
大きなピッチャーに、ぶっかき氷を入れた
自家製のレモネードが用意してあって、
グレープフルーツと蜂蜜の香りがたまらなかったス。
重い機材を担いでいたので、
汗がすごく、無礼講で、バドワイザーやベックスをぐびりぐびり
やりながらの撮影になりました。
日本では酒を呑みながら撮影なんてとんでもないことですが、
こんな場所で、あんな気候だと
全然違和感がないんです。
スタッフも、つられて呑んでました。
日本から行くと、とんでもなく不便な場所(アメリカ南部、フロリダの北)にありますが、
もう一度行きたいと思う場所です。
とりたてて、何か名所とか、あるところではないのですが、
わざわざ、こんな辺鄙なところまで行って、
何もしないで、
「ぼ~っと」しているのも良いもんです。
料理は総じてスパイシーで美味しかったです。
ケイジャン料理に近いかな?
今日みたいな、憂鬱な天気の日には、
チャールストンの青い空と白い建物をなつかしく思い出します。