歌野 晶午 それは令和のことでした、 | ryumideeのブログ

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自分なりに気になった事、レビューしていきます。
かなり偏っているかも!?です(^.^)

歌野 晶午さんの「それは令和のことでした、」を読みました。



好きな作家、歌野さん先月の新刊。

7つの短編集で、ミステリー小説。

僕が特に良いと思ったのが「無実が二人を分つまで」。

最後の3行で全てひっくり返してくれました!

うーん、お見事!





お話は、、


著者の企みに舌を巻く!哀しみと可笑しみの令和ミステリー。

小学生のときは女男と指をさされ、母親からはあなたの代わりは誰にもつとまらない、胸を張れと言われる。

平穏を求めて入学資格に性別条項のない私立の中高一貫校に入るが、いじめはさらにエスカレートし、みじめな姿がSNSで世界中にさらされていく。

それは僕の名前が太郎だから―(「彼の名は」)。

新しい価値観のゆらぎが生み出す7つの悲劇。

奇想の歌野ワールド、珠玉の作品集。





面白かったです!

ひっくり返し方が上手いなぁと。

「彼女の煙が晴れるとき」という話でも後半まですっかり騙されて。

テンポも良く、400ページ弱ですがあっと言う間に読んでしまいました!

ひっくり返されたい方(笑) 是非👀


その本に音楽をならそう🎵

「無実が〜」良かったという事で「The End of Innocence」

ビリー・チャイルドで





















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