タイムマシーン✦僕らの怪獣映画 | 春夏秋冬✦浪漫百景

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✦僕らの怪獣映画✦

怪獣映画とは、いわゆる怪獣が登場する映画です。

日本では一つのジャンルとして独自の発展をとげましたが、

国外ではモンスター映画というより広いジャンルに含まれます。

モンスター(怪物)は怪獣よりも広い範囲の想像上の生き物。

(ゴーレム、フランケンシュタインの怪物、ドラキュラ伯爵、

透明人間、ミイラ男、狼男、半魚人、エイリアンなど)を含みます。

また、ゾンビ映画はアメリカではとても人気が高く、

幾つもの派生作品が作られ続けていますが、

日本の怪獣映画とは異なるジャンルです。

必ずしも明確に区別できるとは限りませんが、

怪獣と怪物と怪人の違いには注意しないといけません。

アメリカでは『ゴジラ』をはじめとする日本製の怪獣映画を、

従来の「monster (怪物)」という概念とは区別して、

「Giantmonster movie (巨大な怪物の映画)」と呼ぶ場合があります。

いずれにせよ、現代社会に実在しない巨大な、

あるいは怪奇的な生物的存在をスクリーンに登場させるという試みは、

映画の黎明期から行われてきました。

日本の怪獣映画、特撮映画の金字塔 『ゴジラ』。

3期にわたって製作されてきたゴジラシリーズの昭和中期の作品群。

ヒーロー怪獣になったゴジラを描くファミリー映画的内容の作品が多く、

コミカルな演出やゴジラの人間化が感じられる作品が多い。

娯楽性の高いゴジラ・シリーズ。白眉はやはり『怪獣総進撃』。

富士山をバックに画面いっぱい怪獣が並ぶ名シーンはとても印象的。

 

【怪獣大戦争】

宇宙怪獣キングギドラがまたもや来襲! 

コンピュータ技術に全幅の信頼をおくX星人が、

宇宙怪獣キングギドラを操り、地球侵略を企てる。

ゴジラ、ラドンの2大怪獣の協力を得た地球人類は、

これを撃退できるのだろうか!? 

監督は本多猪四郎、特技監督は円谷英二の名コンビで描くSF怪獣超大作。


カラー / 昭和40年
《CAST》 ゴジラ、ラドン、キングギドラ

 

 

【ゴジラ・エビラ・モスラ~南海の大決闘】

もともとはキングコング映画として製作されていたが、

諸般の事情で急遽、ゴジラが主役になった。

そのせいか全体に明るいタッチで、

ギャグなども盛り込まれた冒険活劇調の作品になっている。

南海の孤島に展開する冒険物語で、

ゴジラ映画の中でもひときわ異彩を放つ注目の異色作。


カラー / 昭和41年
《CAST》 ゴジラ、エビラ、モスラ(成虫)、大コンドル

 

 

【大怪獣ガメラ】

北極の氷の下で眠っていた、古代アトランティスの伝説に登場する巨大な亀。

炎など熱エネルギーを吸収し、口から火炎を放射する。

手足を引っ込めて炎を噴き出し、「回転ジェット」によって大空を飛行する。

凶暴であるが、子供に対しては親愛の情を見せる。

大映東京撮影所が製作し、

1965年(昭和40年)11月27日に封切り公開された日本の特撮怪獣映画。

白黒、ワイドスクリーン、78分。

 

 

【ゴジラ対ヘドラ】

時代背景として、大きな社会問題であった公害問題を前面に打ち出し、

特に当時話題だった「四日市コンビナートの工場煤煙」、

「田子の浦港ヘドロ公害」を題材に採った。

その田子の浦港の汚染された海から生まれた怪獣ヘドラと、

怪獣王ゴジラが対戦する構図は、

第1作『ゴジラ』のメッセージ性を継承していると評される

1971年(昭和46年)7月24日。

「東宝チャンピオンまつり」のメインプログラムとして公開された東宝製作の日本映画。

ゴジラシリーズの第11作である。

カラー、シネマスコープ。略称は『ヘドラ』『対ヘドラ』。

 

 

【空の大怪獣 ラドン】

ラドン (Rodan) は、

東宝製作の怪獣映画に登場する架空の怪獣である。

ゴジラ、モスラと共に東宝三大怪獣と称される。

水爆実験の放射能や火山ガスによる異常気象や地殻変動の影響で現代に復活した、

たび重なる原水爆実験によって大型化したと推論される、

2億年前のプテラノドンの一種。

出演作品及び共演怪獣。

                  『空の大怪獣 ラドン』(1956年) - メガヌロン

                  『三大怪獣 地球最大の決戦』(1964年)

                         - ゴジラ、モスラ(幼虫)、キングギドラ

『怪獣大戦争』(1965年) - ゴジラ、キングギドラ

他多数。

 

 

【モスラ対ゴジラ】

怪獣映画10周年を記念して東宝が制作し、

タイトルにもあるようにモスラとゴジラの闘いを初めて描き、

その集大成を狙った作品。

明確に善・悪に分けた怪獣対決の図式を初めて導入した作品でもあり、

本作品でのゴジラはモスラに対する悪役として描かれている。

また、ゴジラとしては初めて操演怪獣との対決となった。

第1作『ゴジラ』および『モスラ』を踏襲した描写が多く取り入れられている。

1964年(昭和39年)4月29日に公開された日本映画。

ゴジラシリーズの第4作であり、映画『モスラ』の続編でもある。

製作・配給は東宝。カラー、東宝スコープ。

併映は『蟻地獄作戦』。略称は『モスゴジ。

初回興行時の観客動員数は351万人。

主要襲撃地点は名古屋。

 

東宝が生んだ2大怪獣スター、ゴジラとモスラの対決を描き、

怪獣映画の新境地を切り開いたゴジラシリーズ第4作。

大型台風は、静之浦に巨大な卵を漂着させた。

一方、倉田浜干拓地から出現したゴジラは、名古屋市を蹂躙。

卵へと迫ったその時、平和の使い・成虫モスラが飛来する・・・。

大胆な合成技術や、さらに密度を増したミニチュア・ワーク等、

一段と向上した特撮シーンは必見。

 

 

【モスラ】

東宝がゴジラ、ラドンに続く怪獣キャラクターとして精力を注いだ、

構想3年、制作費2億円(当時)、撮影日数200日をかけた大作特撮映画。

本作品で初めて登場した怪獣モスラは、

その後も多くの作品で活躍し、

先出の2怪獣とならび“東宝三大怪獣”と称される。

モスラは、従来の怪獣と異なり最初から善玉に近い存在として描かれており、

小美人の存在もあわせ女性的なイメージが取り入れられている。

小美人役はザ・ピーナッツ。

本作品の舞台であるインファント島を皮切りに、

1960年代の東宝特撮では南海の孤島が登場する作品が多くなった。

1961年(昭和36年)7月30日に公開された、

東宝製作の怪獣映画。およびそれに登場する架空の怪獣の名前。

日本初のカラー、「東宝スコープ」(ワイド・スクリーン)の怪獣映画である。

Mothra's Song [モスラの歌] 1992 Music Video (HD) songbyコスモス

ピーナッツverはモスラの誕生の儀式の歌、コスモスは戦闘BGMって感じがしますね。

 

「ねえねえ、次はどの怪獣映画にする?」

 

温故知新

あの頃、最高の娯楽は映画だった。

大画面に映し出されるシネマ・パラダイス🎥🎬️🎞️

ワクワクドキドキ、感激、感動しましたね。