先日〔1月26日(木)〕、「第44回 湯島天満宮奉納書道展」の結果が発表されました。今回展で6回目の出品になります(コロナ禍のため、昨年は中止でした)。
今年になって、初の書道展の結果です。
湯島天満宮(湯島天神)は、「学問の神様・菅原道真公」で知られていますので、この時期は、多くの受験生が、合格祈願で訪れますね。
本書道展は、幼児~一般まで、半紙作品のみの出品で、一般の部の漢字作品は、その多くが細字作品です。
申し込みをすると、湯島天満宮から書道展専用の半紙が2枚送られてくるので、清書して、そのうち1枚を出品します。初穂料(出品料)は、一人200円です。
本書道展の審査員の先生方は、「現代書道研究所 書道研究銀河会」の先生(主に漢字作品)と、日展会友の先生(主にかな作品)のお二人で審査をされているようです。
本研究所の書道展での一般の部の入賞作品(コチラ)が、素晴らしい細字作品ばかりで、圧倒されます。以前、「国立新美術館」などで、生の作品を拝見したことがあります。
私も、このような作品が書けたらいいなぁと思いながら、見とれて鑑賞した記憶があります。
次に、本書道展の詳細と褒賞は、以下になります。
例年、本書道展の出品総数は、約1,500点(人)です。一人1点の出品になります。
以下、人数と割合は、今回展のものです。
<最高賞>(3名・約0.2%)
○宮司賞(一般1名)
○天満宮賞(学生2名)
※賞状、特製トロフィー、記念品、表彰式出席対象、インターネットに氏名掲載
<入賞>(59名・うち一般6名・約4%)
○金賞(12名:各部門1名ずつ・うち一般1名)
○銀賞(18名・各部門1~2名・うち一般2名)
○銅賞(29名・各部門1~3名・うち一般3名)
※賞状、特製メダル(金・銀・銅)、記念品(書道用品、他)、表彰式出席対象、インターネットに氏名掲載
○佳作(200名・各部門5~20名・うち一般20名)(約13%)
※賞状、記念品(書道用品、他)、表彰式出席対象、インターネットに氏名掲載
<入選>(割合不明)
※入選証
※全作品、湯島天満宮・境内北回廊に展示
私は本書道展で、初出品の「第39回展」で「銅賞」、「第42回展」で「佳作」を受賞しました。
初出品の時、私が出品した作品は、禅語「心與月倶静(心と月は、ともに静かなり)」(上記画像右下隅)で、細字作品ではなかったのですが、上位賞をいただきました。
入賞は、とても嬉しく思いましたが、何だか目立ってしまい、不思議な感じがしました。
「第39回展」、「第42回展」ともに、入賞作品の題材は「心與月倶静」でした。
次に、今回展に出品した作品です。今回展も、また、この題材での出品で、3回目になります。
新年を迎え、新たな気持ちと言うこともあり、また、この題材を出品しました。特に、気持ちが落ち込んだ時に、この題材を書くと、心が洗われ、気持ちがリフレッシュしますので、いつもお世話になっている題材です(^^)
同じ題材を3回出品するので、今回は受賞よりも、奉納していただき、書道上達を御祈願していただければと思い、出品しました。
いずれの書道展もそうなのですが、私は出品が終わったことで、達成感が大きく、ほぼ満足でき、また、何事も頑張ることができます。
余談ですが、最近は、いずれの書道展でも、最終的に、出品作品は家族の多数決で決めることが多くなりました。ですので、家族との会話も増えました(^^)v
それでは、今回展の結果です。
今回展では、上位賞「佳作」(上位約7%)を受賞しました。表彰式の出席対象と展示対象ですので、とても嬉しく思います(^^)
この題材は、過去のいずれの書道展でも、比較的高い評価をいただいています。
そして、今年初めての書道展において、上位賞をいただきましたので、今年の始動の良いきっかけになりました。これから何事も前向きに、また、無理せず少しずつ取り組んでいきたいと思います。ありがとうございましたm(__)m
以下、展覧会と表彰式の日程です。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
<展覧会>
○場所:湯島天満宮 境内・北回廊
○令和5年3月9日(木)~12日(日)の4日間
<表彰式>
○場所:湯島天満宮 参集殿
○日時:令和5年3月12日(日)午後1時~
それでは、この度も審査員の先生方をはじめ、湯島天満宮の皆さま、関係者の皆さまに、心から感謝申し上げます。また、次回展へも出品させていただきたいと思います。
<追伸①>
また、出品作品郵送封筒です。あまり曲がらず、まあまあ、書けたかなぁと思いますが…、「島」のバランスの取り方が難しいです。
<追伸②>
ソフトな感じで、ゆったり書いたので、穏やかな気持ちになりました(*^^)v
「和すれば即ち嘉(か)成り」…「楽器の音が上手く調和すれば、とても良い音色になる」ことから、「物事が良く噛み合えば、何事も自然と上手く成就する」
<追伸③>
この日〔1月26日(木)〕の朝は、いまだかつてないほどの超~~極寒で、トイレ、洗面所の上水道が凍りつきましたが、キッチンだけは水が流れたので、一安心でした。
我が家は、災害用として、常時、2リットル用のペットボトル(30本)に水を貯めてあります。適宜、洗濯、掃除、植物の水やりなどに使いながら、新しい水に入れ替えて保管しています。
他、家族分の当面の食料の備蓄や、電気・ガスが止まった時のために、石油ストーブ、カセットコンロ、カイロ、他諸々、気がついたものも用意しています。
それでも、災害が起こったら、どうなるか分かりませんが、ある程度の備えだけはしてあります。
今は、想像をはるかに超えた想定外の災害が、いつ起こるか分かりませんので、常に気にかけておきたいです(o^^o)
今回は、長々と書いてしまいましたが、最後までおよみいただき、ありがとうございましたm(__)m