「2020年 8月度 毎日紙上書道展」の結果です! | りゅうちゃん2(ryuchan2)『独学書道』のブログ ~Japanese Calligraphy~

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2013年から数十年ぶりに書道を再開し、主に書道展出品を通して、モチベーションを上げながら、独学で書道の勉強をしています。本ブログは、自身の成長の記録や振り返り、また多くの皆さまの参考になればと思い、発信しています。
どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

先月〔9月20日(日)〕、毎日新聞神戸支局主催 「2020年  8月度 毎日紙上書道展」の結果が発表されました。今回展で9回目の出品です。

 
和歌山毎日紙上展と兵庫毎日紙上展は、和歌山県外・兵庫県外からの出品が可能ですので、興味のある方は、出品してみてください。
 
出品料は無料(送料自己負担)です。
 
兵庫紙上展の詳細と褒賞は、コチラ です。
 
また、和歌山紙上展は、コチラ です。
 
 
褒賞は、以下の通りです。
 

<入賞> ※一般の入賞数です。

 

◎優秀賞(16点)〔約16%〕

※賞状、毎日新聞兵庫地方版に、作品写真・氏名・市町村名・講評 掲載

 

○佳作(約20点)〔約20%〕

※毎日新聞兵庫地方版に、氏名・市町村名等 掲載

 

・ 選外(約64%)

 

 
 そして、兵庫紙上展では、前回展までに、「優秀賞」(上位約16%以内、うち第1位1回)5回「佳作」(上位約16~36%)3回受賞させていただきました。
 
 
次に、今回展に出品させていただいた臨書作品(空海「灌頂記」)です。
 
童子等數 (四十)五人
廣継 施波羅蜜 西滿 施波羅
 
 
ここのところ、半紙では灌頂記を少し書きましたが、条幅に書くのは本当に久しぶりです。
 
いつものように、紙一面にガバッと書いたつもりですが、今改めて見ると、余白も生きているかなぁと思いました。
 
以前は余白を取ることをほとんど考えなかったのですが、最近、無意識のうちに、余白を取って書くようになってきています。
 
言うまでもなく、作品にとって余白はとても大切で、立体的になり、生き生きして、作品が映え、見てくださる方に、より訴えかける力が増しますね。
 
 
それでは、今回展の結果です。
 
 
 今回展では、久しぶりに「優秀賞」(第8位)を受賞させていただきました。
 
今回展までで、優秀賞6回受賞のうち、空海「灌頂記」4回顔真卿「裴将軍詩」1回創作題材1回になります。
 
 
以下、初めて出品した 空海「灌頂記」(第1位の臨書作品です( コチラ )。
 
 
いずれの書道展でも、やはり「灌頂記」の臨書の評価が高いので、これからも大切な題材として、さらに勉強し、いろいろな作品づくりに役立てていきたいと思います。
 
 
また、本紙上展では、「優秀賞」を受賞すると、作品写真と審査員の先生の講評を、日紙新聞兵庫地方版に掲載していただけます( コチラ )。
 
 
今現在も相変わらず独学で書道をやっているので、このような機会でもなければ、先生からの講評をいただけません。
 
それゆえ、とても励みになり、次回の作品づくりに役立ちます。ありがとうございます。
 
 
そして、本紙上展の審査員の先生方は、「毎日書道展」の中心的な審査をされている方々です。
 
いつの日か、最大級の書道展へ出品してみたいです。
 
 
それでは、この度も大変お世話になりました審査員の先生をはじめ、毎日新聞神戸支局のご担当者様に、心から感謝申し上げます。
 
 
<追伸①>
いつもの出品作品郵送封筒です。兵庫と和歌山の紙上展の住所・宛名は、比較的書きやすいですが、「毎」はバランスがとりにくいです。
 
いつものように、線など引かず、直感的に書いているので、微妙に曲がっていますが…。
 
 
 
<追伸②>
先日、顔真卿「祭姪文稿」を臨書しました。お盆休みに、全紙に書きましたが、半切に書くのは初めてです。全紙の場合とは、また勝手が違ので、勉強しなければならないと思いました。
 
 
 
<追伸③>
半紙作品も、1枚ずつサッと書きました。ですので、どれも…(*'ω'*)
 
左は、木簡(居延漢簡「永元器物簿」)、右は、賀欄汗造像記です。