ん暑い夏が過ぎ去り、一段と寒さが増してきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
 
久しぶりの書道展の結果です。
 
 
先日〔10月17日(土)〕、「全日本書芸文化院主催 第70回 全国書道コンクール」の審査結果速報が届きました。今回で8回目の出品になります。
 
今回は「70回記念大会」 です。戦後間もない昭和25(1950)年に始まった歴史ある大会です。
 
主に、全書芸会員の皆さまが、1年間の練習の成果ですが、公募展ですので、会員以外の方も出品できます。
 
しかし、会員以外の方の審査も、公正公平に審査していただけるコンクールですので、ぜひ出品してみてください。大変勉強になります。
 
形態は半紙のみですので、出品しやすいです。また、本コンクールの題材は自由ですが、高校生以上の上位入賞は、ほぼ(すべて?)臨書作品です。
 
 
次に、本コンクールの詳細は、コチラ です。
 
褒賞は、コチラ  をご覧ください。
 
 
過去7回は、上位賞(特別賞相当5回)をいただいていますが、前回は新設された「優秀大賞」(一般漢字部門 第2位を受賞し、展覧会と授賞式に出席させていただきました( コチラ )。
 
授賞式に伺った時に、全書芸の審査員の先生や会員の皆さまにお声をかけていただき、とても和やかにお話もさせていただきました。独学の身なので、とても嬉しく、大きな励みにもなりました。その節は、大変お世話になりました。
 
 
次に、今回出品させていただいた半紙作品3点です。左から、王羲之「蘭亭序」空海「灌頂記」顔真卿「祭姪文稿」です。
 
 
今回は、オーソドックスに書きましたが、もう少し個性を入れ、変化させた方が良かったかなぁと思います。
 
 
それでは、今回の審査結果です。
 
 
 
今回は、特別賞相当「優秀賞」(上位約0.6~1%を受賞させていただきました。
 
前回よりダウンしましたが、東京・六本木「国立新美術館」に表装展示していただけますので、とても嬉しく励みになります。
 
本コンクールでは6回目の展示で、他の書道展を含めると10回目になります。この美術館に展示していただけるのは、本当に光栄なことです!
 
そして、出品作品3点のうちの1点が受賞作品になりますが、展覧会に伺うか、会誌「全書芸」の作品写真を見なければ分かりませんが、楽しみにしています。
 
また、今回の最上位賞受賞作品(優秀賞第三席以上)は、コチラ でご覧になれます。
 
 
そして、コンクールの展覧会は、以下の期日で開催されますので、お近くにお立ち寄りの際は、ぜひご覧ください。
 
併せて同時期に「全書芸展」も開催されていて、とても見応えがあります。
 
○期日 令和2年12月10日(木)~21日(月)
 
○場所 国立新美術館
 
両展には何度か伺ったことがあり、独学ですが、今も展示作品の写真を見て勉強せさていただいています。
 
 
それでは、この度も大変お世話になりました全日本書芸文化院の皆さまに、心から感謝申し上げます。
 
また、次回も勉強のため、出品させていただきたいと思います。
 
 
<追伸①>
いつも出品作品郵送封筒です。まあまあな感じに書けたと思いますが…。
 
 
<追伸②>
それぞれ半紙に1枚ずつ書きました。すべて初めて書いた題材です。久しぶりに筆を持ったので、とても良い息抜きになりました(^^)
 
楷書は、ゆったり書きました。
 
 
草書は、ちょっと激しく書いてみました。
〔 左:一花開五葉、右:山月照秌(秋)林