先日〔11月12日(火)〕、日本書道美術院主催「第64回 全国競書大会」の結果通知が届きました。今回大会で、7回目の出品になります。
本大会は、例年、出品総数が、約14,000点(教育部 約9,000点、一般部 約4,000点)もあります。また、「教育部(小中高各部)」と「一般部」とがあり、一般部には、漢字部、新書芸部、かな部があります。
漢字部について言いますと、上位賞受賞作品の多くは5字作品で、余白を十分に生かし、切れ味のある線質で、上品さがある作品のようです。
また、厳正な審査を行うため、各部門とも、一人3点~10点の出品数が必要です。教育部は1点300円、一般部は1点600円です。ですので、1人が出品した複数点を総合審査し、その上で一番優れている作品1点のみに賞が与えられるようです。
褒賞は、コチラ をご覧ください。
本大会には、「第58回大会」から出品し、それから6大会連続で「特別賞」を受賞して、受賞作品すべてが、「東京都美術館」に表装展示していただいています。
以下、過去の各回の結果と受賞作品です。
◎第59回大会 … 「全国競書大会賞」〔臨・顔真卿「裴将軍詩」〕
◎第60回大会 … 「全日本書道連盟賞」〔創作「心與月倶静」〕
◎第61回大会 … 「全国競書大会賞」〔創作「樂意在泉石」〕
◎第62回大会 … 「書芸文化院賞」〔臨「曹全碑」〕
◎第63回大会 … 「全国競書大会理事長賞」(漢字部 全国第2位)〔臨・空海「灌頂記」〕
次に、本大会の詳細は、以下 です。
出品料がお手頃で、どなたでも気張らずに出品できる書道展ですので、ぜひ出品してみてください。
そして、今回展に出品させていただいた作品は、以下の7点です。
それでは、今回大会の結果です。
今回大会は、特別賞「全国競書大会賞」(約0.8~1.5%)を受賞させていただきました。今回大会で3回目の受賞です。
何とか7大会連続で、特別賞を受賞させていただきました。
今回大会も、授賞式出席対象、そして、上野「東京都美術館」に表装作品展示していただけますので、大きな自信と励みになります。ありがとうございます。
展覧会等の詳細は、以下の通りです。東京都美術館にお立ち寄りの際は、他の展示会と一緒に、ぜひご覧ください。
それでは、この度も、大変お世話になりました多くの審査員の先生方をはじめ、日本書道美術院、関係者の皆さまに、心から感申し上げます。
また、次回大会へも、勉強のため出品したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
<追伸①>
久しぶりの出品作品郵送封筒です。実は、「書道用フラッシュメモリ」が壊れてしまい、書道展関係の一部のバックアップをしておかなかったために、封筒を掲載できませんでした。コンピュータ関係は、便利な反面、このようなことが起きることもあるので、十分に気をつけたいと思います。
久々の掲載ですが、まあまあ書けたかなぁと思います。
<追伸②>
ここ最近は忙しいのと、書道展への出品がありませんので、あまり筆を持つ時間がありませんでしたが、先日、筆慣らし程度に、数枚半紙の練習をしました。練習と言うか、自由に書きました。
「詩文書」と「春夏秋冬」です。
詩文書は、
「素のまま そのまま あるがまま ありのままの あなたがいちばん」
です。
詩文書は、いいなぁ~と思う言葉を偶然見つけ、自然体で過ごせるようにと、また、「春夏秋冬」は、季節も自然に巡って来るんだなぁ~と思って書きました。
また、ゆったりした気持ちで書いてみたいです(*^^)v