日本書道美術院主催「第63回 全国競書大会」の結果です! | りゅうちゃん2(ryuchan2)『独学書道』のブログ ~Japanese Calligraphy~

りゅうちゃん2(ryuchan2)『独学書道』のブログ ~Japanese Calligraphy~

2013年から数十年ぶりに書道を再開し、主に書道展出品を通して、モチベーションを上げながら、独学で書道の勉強をしています。本ブログは、自身の成長の記録や振り返り、また多くの皆さまの参考になればと思い、発信しています。
どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

先日〔11月19日(月)〕、日本書道美術院主催「第63回 全国競書大会」結果通知が届きました。今回展で、6回目の出品になります。

 
日本書道美術院は、戦後混乱さなかの昭和20年12月に全国に散在していた書家を結集し、戦後初めて結成された伝統ある書道の総合団体です。
 
本競書大会は、半紙作品の出品のみで、どなたでも気軽に作品づくりができる大会です。また、例年出品総数も大変多く、教育部約9,000点一般部(含大学生)約5,000点計14,000点もの総数があります。
 
そして、本競書大会の上位賞作品は、キリッと引き締まった線質の中にも流れや温かさがあり、余白が十分に生かされ、生き生きと動きのある作品が多いです。
 
本競書大会の詳細は、コチラ です。
 
次に、褒賞です。
 

<上位入賞(特別賞相当)>〔※(  )内の人数・割合は、前回大会「第62回大会」のもの〕

 

①特待賞(7名、うち一般部漢字かな各1名計2名) 

※この賞は、前回大会において、「②日本書道美術院賞」の受賞者の中からのみ選ばれます。

 

②日本書道美術院賞(9名、うち一般部漢字かな各1名計2名

※実質上の最高賞

 

③理事長賞(15名、うち一般部漢字1名かな3名新書芸1名計5名) 

④毎日新聞社賞(中学生以上14名、うち一般部漢字3名かな4名新書芸1名計8名) 

⑤毎日小学生新聞賞(小学生4名) 

⑥全日本書道連盟賞(25名、うち一般部漢字3名かな4名新書芸2名計9名) 

※授賞式の賞状・賞品は、個人での受け取り

 

⑦高野山金剛峰寺賞(39名、うち一般部漢字5名かな8名新書芸3名計16名) 

⑧全国競書大会賞(105名、うち一般部漢字19名かな32名新書芸7名計58名

※授賞式の賞状・賞品は、集団での受け取り

※賞状、副賞(特製カップ、特製トロフィー、クリスタル楯等)、東京都美術館講堂での授賞式出席対象、東京都美術館に表装作品展示、入賞者目録に氏名掲載(計.218名、うち一般部109名約1.6%


⑨書道美術特別賞一般部漢字23名かな64名新書芸15名計102名

※賞状、副賞(額)、東京都美術館に表装作品展示、入賞者目録・インタネットに氏名掲載約0.7%


⑩みんなの書特別賞(高校生以下82名)
※賞状、副賞(メダル)、東京都美術館に表装作品展示、入賞者目録・インターネットに氏名掲載約0.6%

⑪書芸文化院賞(257名、うち一般部漢字42名かな88名新書芸22名計152名
※賞状、副賞(小筆)、東京都美術館に表装作品展示、入賞者目録・インターネットに氏名掲載〔約1.8%

 

※以上、上位入(賞特別賞相当) 計659名、うち一般部363名約4.7%

 

⑫秀華賞
※賞状、賞品

 

⑬推薦

※賞状、賞品
 

⑭特選・準特選

※賞状、賞品?
 

⑮金賞・銀賞・銅賞
※賞状、賞品?

 
※⑫~⑮ 〔約95%

 

以下、各回の過去の受賞結果です。
 
◎第58回大会…「毎日新聞社賞
◎第59回大会…「全国競書大会賞
◎第60回大会…「全日本書道連盟賞
◎第61回大会…「全国競書大会賞
◎第62回大会…「書芸文化院賞
 
そして、今回大会に出品させていただいた半紙作品(臨書作品6点、創作作品4点)です。
 
 
本競書大会は、一人3~10点一組として出品するというきまりがあります。出品されたすべての作品総合評価され、その中から、一番優れた1点が入賞作品となります。
 
今回展でも10点出品させていただきましたが、今年書いた作品6点昨年、一昨年に書いたストック作品の中から4点を出品させていただきました。毎年、このような感じで出品しています。
 
それでは、今回展の結果です。
 
 
今回展では、過去6回展出品中最高「日本書道美術院理事長賞」(上位約0.06~0.17%:一般部漢字 全国第2位を受賞させていただきました。出品総数の割合では、今年の自己最高位です!
 
ただ、今回展の作品は、全体的にこじんまりし過ぎて変化に乏しかったので、あまり自信がありませんでした。しかし、とても大きな自信と励みになり、様々なことへのモチベーションも上がります。どうもありがとうございましたm(__)m
 
いずれの作品が「理事長賞」を受賞させていただいたのかは、展覧会にお伺いしないと分かりません。授賞式と展覧会には、何度か機会をいただきましたが、まだ第58回展の1回しか伺ったことがありません。今回展は、ぜひ時間をつくって、久しぶりに行ってみたいと思います(*^^)v
 
同時期、東京都美術館では、「ムンク展」をはじめ、いろいろな展覧会が開催されます。お近くにお立ち寄りの際は、ぜひお出かけください。他にも書道展や絵画展が開催されています。
 
<「第73回 日書展」 併催 「第73回 日書美教育部展」 & 「第63回 全国競書大会」>
会  期:平成31年1月4日(金)~10日(木)まで 〔1月7日(月)は休館日〕
     入場9:30~17:30 最終日は15:00まで
授賞式:平成31年1月6日 (日)13:30〜   
会  場:東京都美術館 (東京・上野公園内)
 
東京都美術館のある上野公園には、ご存じパンダ「シャンシャン」がいる上野動物園をはじめ、東京国立博物館国立西洋美術館国立科学博物館上野の森美術館等があります。
 
それでは、この度も大変お世話になりました多くの審査員の先生方、そして、日本書道美術院の皆さまに心から感謝申し上げます。また、次回大会へも勉強のため出品させていただきたいと思います。
 
<追伸①>
いつもの出品作品郵送封筒です。最近は、意識をしながら書くようにしていますので、少しずつ良くなっていますでしょうか?