「第53回 全日本書初め大展覧会」の結果です! | りゅうちゃん2(ryuchan2)『独学書道』のブログ ~Japanese Calligraphy~

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2013年から数十年ぶりに書道を再開し、主に書道展出品を通して、モチベーションを上げながら、独学で書道の勉強をしています。本ブログは、自身の成長の記録や振り返り、また多くの皆さまの参考になればと思い、発信しています。
どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

早いもので、年が明けてから、もう1ヶ月程が経ちましたね。寒暖の差が激しいこの頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

先日、一日のこのブログへ何と!1,392アクセスもありました。以前、2,000アクセス1,500アクセスを超えたことも何度かありましたが、とても嬉しく思います(*^^)v

ここ最近も、毎日、1,000以上のアクセス数をいただいています。また、平均しても、毎日700~900アクセスがあります。

少しでも皆みなさまのお役に立てれば嬉しく思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、先日、日本武道館主催 「第53回 全日本書初め大展覧会」 の結果通知等が届きました。今回展で4回目の出品となります。

今現在、独学にて書道に取り組んでいる私にとりまして、本展覧会への出品は、年始めの新たな気持ちで取り組ませていただく大きな目標の書道展の一つになっています。

本展覧会は、幼児~大学・一般までの5部門があり、席書と公募の部がそれぞれあります。どの部門においても、特に特別賞受賞作品は大変ハイレベルな作品ばかりです(詳細は、コチラ です)。

この中で、幼児~中学生の皆さんの書いた作品は、すべてにおいて基礎基本がしっかりできていて、切れ味のある堂々とした作風の中にも、作品それぞれから、個性や意欲、そして大きなメッセージを感じます。

また、高校、大学・一般の皆さまの作品は、芸術書道として、大変ハイレベルな技能を有する作品ばかりであることは言うまでもありません。さらに、余白を最大限に生かし、潤滑による立体感のある表現力、見る者を十分に惹きつける大きな力等々…、大変素晴らしい作品ばかりです。

次に、褒賞です。
 

 <特別賞>

※すべて「前回展(第52回展)」の結果です

※前回展の各賞の内訳の詳細は、コチラ です。

 

○内閣総理大臣賞(1)

○日本武道館大賞(1)

 ※賞状(氏名入り超特大楯)、授賞式出席対象、日本武道館本表装展示、受賞者名簿とインターネットに作品写真と顔写真等掲載(計2点:約0.01%

 

○文部科学大臣賞(4)

○日本武道館会長賞(20)

※賞状、(氏名入り超大型楯)、授賞式出席対象、日本武道館本表装展示、受賞者名簿とインターネットに作品写真と顔写真等掲載(計24点:約0.15%

 

 

○日本武道館理事長賞(28)

※賞状、(氏名入り特大楯)、授賞式出席対象、日本武道館仮巻表装展示、受賞者名簿に作品写真等掲載(計28点:約0.17%

 

○中国大使館賞(2)

○東京都知事賞(1)

○東京都議会議長賞(4)

 

※以下、数字の( )なしは、すべて各8人

○全国都道府県教育長協議会賞(小・中学・高校生)

○全国高等学校長協会賞(高校生のみ) 

○全日本中学校長会賞(中学生のみ) 

○全国連合小学校長会賞(小学生のみ) 

○全国都道府県立武道館協議会賞(小・中学・高校生)

○全日本書写書道教育研究会賞(小・中学・高校生)

○日本PTA全国協議会賞(小・中学・高校生)

○朝日新聞社賞

○読売新聞社賞

○毎日新聞社賞

○日本経済新聞社賞

○産経新聞社賞

○東京新聞社賞

○日本放送協会賞

○日本テレビ賞

○フジテレビ賞

○テレビ朝日賞

○テレビ東京賞

※賞状、(氏名入り大型楯)、授賞式出席対象、日本武道館仮巻表装展示、受賞者名簿に作品写真等掲載(計151点:約0.9%

 

○審査委員長奨励賞(60)

○日本武道館奨励賞(70:高齢者・外国人等を含む)

 ※賞状、副賞(氏名入り中型楯)、受賞者名簿に作品写真掲載、日本武道館表装展示、授賞式出席対象(計128点:約0.8%


<上位入賞>

○日本武道館賞

 ※賞状、副賞小型楯)、 受賞者名簿に氏名等掲載(1,562点:約9.8%

 

<入賞>

○特選(計6,283点:約39%

○秀作(計3,255点:約20%

○佳作(計3,057点:約19%

○努力賞(計1,475点:約9%

※賞状

 

・賞なし(席書当日欠席者47名:約0.3%)


そして、本展覧会において、第50回展では、ほとんど出品数のない半紙作品において、特別賞 「審査委員長奨励賞 を受賞させていただいたのに驚きました。

第51回展(以降条幅作品)では、さらに上位の特別賞 「産業経済(産経)新聞社賞第52回展では、特別賞には届かなかったものの次点の上位入賞 「日本武道館賞 をぞれぞれ受賞させていただきました。

それぞれの受賞が、その年の作品づくりの参考になり、これらの結果を大いに生かさせていただいています。

次に、今回展に出品させていただいた作品は、以下の5作品となります。
 


特に、本展覧会の作風を意識して、書かせていただいた作品は、一番左中央の作品です。
残りの3作品は、今までに書かせていただいたストックの作品です。

それでは、今回展の結果です。
 


今回展は、前々回展と同じ特別賞 「産業経済(産経)新聞社賞」(上位約1%)を受賞させていただきました!

日本武道館の書道展事務局にお伺いさせていただいたところ、下記の作品(空海「灌頂記」)が特別賞を受賞させていただいたようです。本展覧会では、3回展ともに、特別賞受賞作品は「灌頂記」です。
 


 

いつもより、線の強弱と張りを強調して、立体感を出したつもりなのですが、そのことに集中し過ぎてしまい、全体的に文字が大きくなって、あまり余白が生かせれていません。それゆえ、原本の雰囲気を逸脱してしまっている感じもします。何度、書かせていただいても、本当に難しいです!

また、4年ほど前に書道を再開した時に、お恥ずかしい話なのですが、初めて「臨書」というものをさせていただき、その時、この空海「灌頂記」を書かせていただきました。それゆえ、書かせていただいて、何かの縁を感じています。

そして、これ以後、様々な書道展の特別賞受賞作品(計73点)のうち、約半数の35点〔半紙作品12点、条幅(半切・全紙)作品が23点〕「灌頂記」です。

わたしにとりまして、今では、この「灌頂記」は特別な存在になっています。これからも心を込めて、大切に臨書し、多くのことを学ばせていただきたいと思います。空海さん!見守っていてください。

因みに、他4作品は、秀作2点佳作2点でした。こちらの受賞もありがたく思います。

そして、大変伝統ある本展覧会においての特別賞受賞ですので、感謝の気持ちを込めて、ありがたく受賞を受け止め、今後の大きな糧にさせていただきます。

過去の書道展において、各新聞社賞の受賞は、今回展でちょうど10賞〔毎日2、朝日3(うち特賞1)、読売1、産経2、佐賀1、奄美1〕となりました。数多くの受賞に大変大きな励みをいただいています。

そして、本展覧会の授賞式(東京・九段・ホテルグランドパレス)への出席対象と、日本武道館での受賞作品展示の栄誉をいただきましたので、時間が取れましたら、是非ともお伺いさせていただきたいと思います。

授賞式・展覧会当日は、近くで「東京マラソン」が開催されるので、混雑が予想されるかもしれませんね。
 








それでは、今回展でも、また大変お世話になりました多くの審査員の先生方をはじめ、日本武道館と関係者の皆さまに心からお礼申し上げます。

また、次回展へも、自己の研鑽のために、出品させていただきたいと思います。この度は、本当にありがとうありがとうございましたm(__)m

<追伸①です>
いつもの出品作品等郵送封筒です。今回は、まあまあ満足できる出来かなぁと思いますが、いかがでしょうか?

いつも即興で書かせていただいていますが、いつも平均で、このくらいは書けるように頑張りたいと思います。

 

<追伸②です>
半紙2枚だけ練習しました。左は「敬愛自尊」、右は「温故而知新」です。いずれも同じ筆で、百円均一で購入した半紙、濃墨で書かせていただきました。たまに百均も、いつもと違い、面白い感じの作品が書けていいものです(*^^)v

創作題材を書くのは、まだまだ発展途上の段階ですが、これからも楽しみながら書かせていただきます(*^^)v
 
 
 
<追伸③です>
いつも親しくしていただいている「俊峰さま」の作品を、久しぶりに掲載させていただきます。
いずれも味わいがあり、とても素敵で、引き込まれてしまいそうな作品です! ぜひぜひお手本にして、勉強させていただきたい作品ばかりです!(^^)!

俊峰さまは、素晴らしい実力をお持ちの方で、各書道展において、何度も上位特別賞を受賞されています。

今年もお互いに研鑽し合いながら、大いに書道を楽しみたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

(なお、作品掲載にあたり、ご本人様の了承は得ています。)