「第4回 比田井天来・小琴顕彰 佐久全国臨書展
」の賞状、軸表装作品等が届きました。前回展(コチラ①
、コチラ②
)に引き続き、2回目の出品でした。
比田井天来先生は、「現代書道の父」言われ、古典臨書の新分野を開拓し、その集大成として『学書筌蹄』があります。奥様である比田井小琴先生は、「かな書道の最高峰」と言われています。
ご子息は皆、書道家、陶芸家、音楽家、洋画家であり、芸術一家でしたようです。
門下生には、創玄書道会の創始者であり、近代詩文書を提唱されました「金子鷗亭先生」や錚々たる書道家の方々がいらっしゃいます。
今回展の当番審査委員は、美術評論家「田宮文平先生」、読売書法展常任理事「有岡陖崖先生」、創玄書道会理事長「石飛博光先生」、同会長「大井錦亭先生」、かな書道作家協会理事長「慶徳紀子先生」、書道芸術院常務理事の「下谷洋子先生」、水穂会副会長「土橋靖子先生」、日本書人連盟代表「渡部半溟先生」、長野県書道展審査会員「加藤春暉先生」、同「虎井暁鐘先生」の計10名の方々による厳正な審査が行われました。
本臨書展は歴史はまだ浅いですが、開催の趣旨が大変しっかりとしていて、出品者の中には、審査員の先生方や大きな書道展(毎日展、独立展等)で最上位賞を受賞された方々もいらっしゃる書道展です。
また、入賞(佳作以上)された方々の作品は、佐久近代美術館に軸表装して展示していただけますが、この展覧会は入館料がかかります。それでも多くの皆さまが、本臨書展を楽しみに来館されるとのことです。
そのような中で、前回展では半切作品を出品させていただき、「佳作」、今回展では、大袈裟ですが、生まれて初めて全紙作品を書かせていただき、「特選」と、いずれも上位入賞させていただきまして、大変嬉しく、大きな自信になりました!
以下、今回展の賞状と軸表装作品、そして、大変豪華で立派な図録です。
全紙の軸表装作品は、当たり前ですが、とても大きいです! さらに、図録には、特別賞受賞作品のすぐ次のページに大きく自分の作品を掲載していただきました。
最後になりましたが、お世話になりました皆さまに心から感謝申し上げます。勉強させていただく意味も込めまして、また来年もぜひ出品させていただきます。よろしくお願いいたしますm(_ _)m
次に、全日本書芸文化院主催 「第65回 全国書道コンクール
」の賞状と賞品も届きました。以下、賞状と賞品の大きな高級墨です。
こちらにおいても、大変お世話になり、ありがとうございました。また、次回展へも出品させていただきたいと思います。
両書道展ともに、大変お世話になりました。これらの結果を励みにさせていただき、益々精進させていただきます。