ある日突然膀胱癌(膀胱がん)。 -48ページ目

ある日突然膀胱癌(膀胱がん)。

膀胱全摘出+新膀胱造設手術
~50歳の私がはじめて膀胱癌を告知されてから今までを記録していきます。

<入院3日目(7/21)木>

 

05:30

 昨日の経鼻ドレーンからの胆汁と

 膵液の溜まり具合を確認。

 

 →胆汁が105㏄で膵液は0cc


膵液は0cc?

えーそんなことある?

ドレーン挿入失敗とかないよね?

もう一回入れ直しますとかは

嫌だなぁ・・・

 

と思っていたら

08:00

 膵液100㏄程度溜まっていました。

 透明な液体でした。

 ちなみに胆汁は黒に近い

 濃い茶色でした。

 

08:20

 担当医が来室。

 胆汁のドレーンをシリンジで

 強烈に引いたけど胆汁が取得

 できなかったので生理食塩水を

 少し入れて再吸引でとりあえず

 サンプル取得。

 

 膵液の方は、チューブに溜まった

 サンプルを採取していました。

 胆汁もそうすればよいのにと思って

 いました。

 

それを見てて心配になったのは、

ネット情報だと胆管膵管に入れている

ドレーンは細いためシリンジで極端に

強い力で吸ってしまうと肝臓・胆管・

膵管を破ってしまう恐れがあるため、

吸引するには細心の注意をはかる必要

がある。と読んでいたからです。

 

だから担当医の強烈な吸引を何回も

しているのを見て心配性の私はまた

くよくよするのでした。

 

担当医の心象が悪くなると困るので

強く引いても大丈夫ですか?とは

言えずに黙っていました。

 

医師の機嫌を損ねないように気を

使わないといけないのは嫌だなぁとか

思ったりした時期でした。

 

とはいえ、聞きたいことも沢山あった

ので、担当医師に今までの検査結果は

どうでしたか?と最初に質問して

みました。

 

『私の今の状態はどうなんでしょう?』

『今までの検査結果はどうだったんで

 しょう?』

 

対して

 

『まだわからない』

 

『明日、また超音波内視鏡を入れて

 胆管にステントいれます。プラスティック

 のステントは2~3か月でダメになるから

 再入院して取り換えるのを繰り返す』

 

『その前に胆のうや膵臓の大きな外科的

 手術したらステントごと取っちゃうから

 交換しないんだけどね』

 

との回答あり。また不安になる。

 

唯一救いなのは、看護師さんが明るいこと

とても元気をもらえます。

ありがとう。感謝しかありません。

 

ベッドでうとうとしていたら泌尿器科の

主治医が来室。忙しいのにわざわざ

私の顔を見に来てくれました。

とても嬉しかったです。

 

泌尿器科の主治医は私のカルテを

見てくれたそうで、消化器内科の担当医師

が教えてくれなかった血液検査の結果を

少しだけ教えてくれました。

 

それによると、ビリルビン値が何も

治療していないのに半分近くに下がって

いて良化しているとのこと。

泌尿器科の主治医と少し話をしたら

クヨクヨしていた精神が大分落ち着きを

取り戻せました。

もう感謝しかありません。

 

11:15 X線撮影

 

13:10 今度は膵液が溜まりすぎて

    いるとのこと。

 →通常は1日500㏄~800㏄程度、

  1000㏄の人もいる。とのことだが、

  私の溜まり具合は計算上1500㏄/1日

  を超えてしまう勢い。

 

担当医師の判断で、ソリューゲンを

もう500㏄入れることに。

膵液が多すぎるので点滴を2倍にして

負荷をかける。とのこと。

 

16:00 胆汁と膵液サンプル取得

 →今回も膵液は溜まったところから

  サンプル取得。

  胆汁はシリンジでグイングイン

  引っ張って結局取得できないので

  生理食塩水を注入して再度

  引っ張ってそれをサンプルとした。

 

あまりにも何回も強烈にシリンジで

引っ張っているのでまた心配になる

(でも担当医師には言えない)。

 

18:00

 胃のあたりが痛気持ち悪い。

 おそらくストレスによるものと考える。

 

18:20

 食事が出る。五分がゆ・お吸い物・

 ポテサラ・ヨーグルト。

 喉に2本のドレーンチューブが通っている

 のでとても食べにくい。でも食べないと

 体力が減ると思い無理して流し込む。

 

今日はドレーンからのサンプル取得以外

の検査なし。

 

点滴をこなしながらベッドで過ごします。

相変わらず時間があるので、スマホで

色々検索して膵臓癌とか自己免疫性膵炎に

ついて調べまくる。

 

 

次回入院4日目につづく

 

 

 

 

 

<入院2日目(7/20)水>

 

今日の朝6時以降は絶食絶飲と言われています。

なので、朝起きてコップ一杯の水を飲みます。

 

年1回人間ドックで腹部エコーしてるのに。

年2回膀胱がんの経過観察で造影CT撮ってるのに。

なんでいままで膵臓癌が発見されないんだろう。

人間ドックとか意味あるのか?

 

とか

 

胆石性膵炎とかじゃないのかなぁ

尿も普通の色に戻ってるし石が落ちて治った?

とにかく今回の検査でがん細胞が出てこないと

いいなぁ・・・

 

とか、やることが無いので色々考えちゃいます。

やっぱり現実逃避w

 

8:30

 研修医が点滴のルート確保に来ました。

 が、研修に入ったばかりの人みたいです。

 1回目:血管を突き抜けて失敗。すげえ痛い。

 2回目:血管破って失敗。すげえ痛い。

 この人、ものすごく自信のない態度なので

 何回やっても絶対に成功しないと思ったので、

 『他の人にお願いできませんか?』と

 丁重にお願いしてやめてもらいました。

 右腕が内出血で真っ青になりました。

 

8:45

 たまたま担当医が来室したのでルート確保を

 してもらいました。1回で成功!

 さすがに研修医とは違う。担当医もそんなに年季の

 入った方ではありませんが、数年の現場経験が

 この技術差を生むのでしょうね。さすがです。

 

11:20

 ダイナミック造影CT撮影

 →今まで膀胱癌経過観察でやってきた通常の

  造影CTとは違って、造影剤を入れる速度が

  ものすごく早いです。そのため腎臓とかに負担が

  かかるとのこと。また造影後何回も撮影するので

  被ばく量が多くなります。膵臓癌とかの検査では

  この方法が有効とのことです。

 

ダイナミック造影CTは結構厳しいものがありました。

いつもの造影の感じの10倍近く熱を感じて、

あのヨード臭が最初に鼻にガツンときて、

その後心臓ドキドキが来て、体中を回ります。

それが一瞬で来ます。

ただ、熱が抜けるのも早く感じました。

 

16:05

 ERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影)

 ENBD(内視鏡的経鼻胆管ドレナージ)

 ENPD(内視鏡的経鼻膵管ドレナージ)

 ※胆管も膵管も経鼻ドレーン留置

 

 →胃カメラみたいなものですが、もっと太いのを

  口から挿入してX線を照射できるベッドに

  うつ伏せで寝て胃の中から胃の後ろ側にある

  胆のうや膵臓をエコーで撮影します。

  腹からのエコーよりも胃壁経由のエコーの方が

  当然はっきり撮影できるようです。

  また内視鏡にアームが入れられるので

  内視鏡を十二指腸まで進めて、それを使って

  胆管や膵管にドレーンを入れたりします。

 

経鼻ドレーンは結構つらいです。

管は細いですが2本。

胆管と膵管に入れて、十二指腸・胃経由で

喉を通って鼻から出してきているので

唾を飲むのも大変です。

 

術後は背中が痛かったです。

この背中の痛みがベッドのせいなのか

膵炎のせいなのかは分かりません。

なので余計に不安になります。

 

担当医師が来て、ダイナミック造影CTで

撮影したけど、がんが断定できない。

何か違う病気かもしれない。と患者が不安になる

発言だけ残して去って行かれました。

 

その話を聞いて、またくよくよする私です。

この医師は患者を不安にさせる天才か?!と

思ったりしました。

 

 

今日の点滴

・生理食塩水(500ml×2)

・ソルデム3A輸液(1000ml)+ビタメジン静注用

・セフメタゾールナトリウム点滴1gNP 2回

・ナファモスタッドメシル酸塩10㎎AY 1回

・ソリューゲン(500ml×2)

終日点滴が続きます。

 

 

入院3日目につづく


 

2022年7月19日(火)

消化器内科の初診から土日祝の3日の

休日を挟んで火曜日に入院です。

 

朝いちで入院手続きを行い、病棟へ行きます。

コロナ禍なのでインターホンでナースセンターと

話をして病棟の入口まで迎えに来てもらって

共有場所と病棟とのドアを開けてもらいました。

病室へ案内してもらって荷物を広げて

病院着に着替えて検査入院準備完了です。

 

消化器内科の初診日が尿の色とかが一番ひどい

状態でしたが、翌日から尿も普通の色に戻ってて

特に体の不具合もありませんでしたので、

自分の勝手な思い込みで治っちゃった感で

いっぱいな状態で元気いっぱいでした。

 

私はアホですね。

自分の都合の良い方向へと思い込む傾向があります。

現実逃避というやつでしょうか。

 

 

<入院1日目(7/19)火>

 

・入院前に受取ったコロナのPCR検査キット

(唾液)を提出。

・血圧測定

・採血(4本)

 

薬剤師が担当挨拶に来る

 →入院中にする点滴の話をするが、検査について

  私は何も聞いていないので良くわからない。

  と伝えると聞いてないんですか?とびっくりされるが、

  薬剤師からはお伝え出来ない。とのこと。

 

看護師が来たので話をする。

 →検査日程について説明されるが、私は何も聞いてない。

  というと、看護師からは説明できないといわれる。

  先生に説明するように伝えておきます。と・・・

 

夕方に担当医師が来室

 →こないだお渡しした入院スケジュールはこれに

  差し替えます。と渡された病名欄には

 『膵癌および自己免疫性膵炎の疑い』に変わってて

  入院前にネットで調査して医師に質問しようと

  胆管がんの疑問点をノートにまとめてきたのは

  すべて無駄になりました・・・

 

入院して初日に担当医から今回2度目のがん告知を

受けました。さっきまで元気だった私の精神が崩れます。

 

後で考えると、最初に胆管がん疑いの診断をした以降に

検査した結果での再診断だったのでしょうけれど、

その説明も何もありませんでしたので、

この時は癌告知のショックで混乱するばかりな私でした。

 

医師が退室した後、私の頭には聞いたことのない

自己免疫性膵炎のことはありません。膵臓癌疑いという

ワードのみが繰り返されています。

 

病室のベッドの上でスマホを使って膵癌について

調べまくりました。

 

非常に厳しい記事ばかりが目につきます。

でも、今すぐ死ぬわけではない!

 

膀胱癌の時は5年生存率20%~25%と言われたけど

まだ健康に生きてるしっ。

 

膵臓癌もステージ0か1なら5年生存率50%とかの

記事を見つけたり。

 

いま考えても仕方ない!

今回の検査の結果を待とう!という前向きになったり。

 

どうしようどうしようって、くよくよしたり。

 

そんな繰り返しで夜~翌朝を迎えます。

 

 

 

入院2日目につづく