<入院3日目(7/21)木>
05:30
昨日の経鼻ドレーンからの胆汁と
膵液の溜まり具合を確認。
→胆汁が105㏄で膵液は0cc
膵液は0cc?
えーそんなことある?
ドレーン挿入失敗とかないよね?
もう一回入れ直しますとかは
嫌だなぁ・・・
と思っていたら
08:00
膵液100㏄程度溜まっていました。
透明な液体でした。
ちなみに胆汁は黒に近い
濃い茶色でした。
08:20
担当医が来室。
胆汁のドレーンをシリンジで
強烈に引いたけど胆汁が取得
できなかったので生理食塩水を
少し入れて再吸引でとりあえず
サンプル取得。
膵液の方は、チューブに溜まった
サンプルを採取していました。
胆汁もそうすればよいのにと思って
いました。
それを見てて心配になったのは、
ネット情報だと胆管膵管に入れている
ドレーンは細いためシリンジで極端に
強い力で吸ってしまうと肝臓・胆管・
膵管を破ってしまう恐れがあるため、
吸引するには細心の注意をはかる必要
がある。と読んでいたからです。
だから担当医の強烈な吸引を何回も
しているのを見て心配性の私はまた
くよくよするのでした。
担当医の心象が悪くなると困るので
強く引いても大丈夫ですか?とは
言えずに黙っていました。
医師の機嫌を損ねないように気を
使わないといけないのは嫌だなぁとか
思ったりした時期でした。
とはいえ、聞きたいことも沢山あった
ので、担当医師に今までの検査結果は
どうでしたか?と最初に質問して
みました。
『私の今の状態はどうなんでしょう?』
『今までの検査結果はどうだったんで
しょう?』
対して
『まだわからない』
『明日、また超音波内視鏡を入れて
胆管にステントいれます。プラスティック
のステントは2~3か月でダメになるから
再入院して取り換えるのを繰り返す』
『その前に胆のうや膵臓の大きな外科的
手術したらステントごと取っちゃうから
交換しないんだけどね』
との回答あり。また不安になる。
唯一救いなのは、看護師さんが明るいこと
とても元気をもらえます。
ありがとう。感謝しかありません。
ベッドでうとうとしていたら泌尿器科の
主治医が来室。忙しいのにわざわざ
私の顔を見に来てくれました。
とても嬉しかったです。
泌尿器科の主治医は私のカルテを
見てくれたそうで、消化器内科の担当医師
が教えてくれなかった血液検査の結果を
少しだけ教えてくれました。
それによると、ビリルビン値が何も
治療していないのに半分近くに下がって
いて良化しているとのこと。
泌尿器科の主治医と少し話をしたら
クヨクヨしていた精神が大分落ち着きを
取り戻せました。
もう感謝しかありません。
11:15 X線撮影
13:10 今度は膵液が溜まりすぎて
いるとのこと。
→通常は1日500㏄~800㏄程度、
1000㏄の人もいる。とのことだが、
私の溜まり具合は計算上1500㏄/1日
を超えてしまう勢い。
担当医師の判断で、ソリューゲンを
もう500㏄入れることに。
膵液が多すぎるので点滴を2倍にして
負荷をかける。とのこと。
16:00 胆汁と膵液サンプル取得
→今回も膵液は溜まったところから
サンプル取得。
胆汁はシリンジでグイングイン
引っ張って結局取得できないので
生理食塩水を注入して再度
引っ張ってそれをサンプルとした。
あまりにも何回も強烈にシリンジで
引っ張っているのでまた心配になる
(でも担当医師には言えない)。
18:00
胃のあたりが痛気持ち悪い。
おそらくストレスによるものと考える。
18:20
食事が出る。五分がゆ・お吸い物・
ポテサラ・ヨーグルト。
喉に2本のドレーンチューブが通っている
のでとても食べにくい。でも食べないと
体力が減ると思い無理して流し込む。
今日はドレーンからのサンプル取得以外
の検査なし。
点滴をこなしながらベッドで過ごします。
相変わらず時間があるので、スマホで
色々検索して膵臓癌とか自己免疫性膵炎に
ついて調べまくる。
次回入院4日目につづく