禁煙すると肺は綺麗になるのか? | ある日突然膀胱癌(膀胱がん)。

ある日突然膀胱癌(膀胱がん)。

膀胱全摘出+新膀胱造設手術
~50歳の私がはじめて膀胱癌を告知されてから今までを記録していきます。

このまえの記事(2023.May.31にUPした記事)で、医師に

「15年禁煙しているのですが綺麗になってるんでしょうか?」

と尋ねたところ、

「一般論ですが、喫煙していた時と変わらないと思います」

と回答されたと書いたら、多くの反応を頂きました。

 

私も肺は禁煙したら人間の浄化機能で綺麗に戻るんだと思っていましたから。なのでちょっと調べてみました。そうしたら、

 

「肺の色」は元に戻らないけど、肺がんとかの病気のリスクは禁煙の年数と共に減少して、最終的にはタバコを吸っていなかった人と同等になるとの研究もあるようです。

 

今回聞いた医師の発言も「肺に染み着いたニコチン色は抜けません」という意味だったと思われます。

 

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

 

厚生労働省のサイトに掲載されていて、気になるとこだけ抜粋して転記させていただきます。全部読みたい方は下のURLで見てください。

 

禁煙の効果 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)

 

<禁煙の効果>

30歳までに禁煙すれば、元々喫煙しなかった人と同様の余命が期待できることや、50歳で禁煙しても6年長くなることがわかっています。

 

禁煙すると24時間で心臓発作のリスクの低下がみられますが、その後比較的早期にみられる健康改善には、せきやたんなどの呼吸器症状やインフルエンザなど呼吸器感染症にかかる危険が低下することがあげられます。禁煙後早ければ1ヵ月たつと、せきや喘鳴などの呼吸器症状が改善します。また免疫機能が回復して、かぜやインフルエンザなどの感染症にかかりにくくなります。

 

さらに禁煙後1年たつと肺機能が改善し、禁煙2-4年後には虚血性心疾患や脳梗塞のリスクが約1/3減少します。肺がんのリスクが低下するのは禁煙5年後以降と少し時間がかかりますが、禁煙して10-15年経てば様々な病気にかかる危険が非喫煙者のレベルまで近づくことがわかっています。

 

 

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★


禁煙で、一度汚れた肺が元通りきれいになることはありませんが、禁煙を開始して約5~10年で、慢性気管支炎、気管支喘息などの喫煙関連疾患の発病率が非喫煙者と同程度まで下がるといわれています

 

と書いている医師もいらっしゃいます。私が聞いた医師と同じことを言われています。私が昔聞いた記憶がある禁煙すると「綺麗になる」とは「肺の色が元に戻る」のではなく「肺の機能が元に戻る」という意味だったのかな?と思いました。

 

つまり「禁煙したことは絶対に間違っていない」ということです!

 

個人的には「肺の機能が元に戻ってる」という感覚は無いのですが(自覚できる症状はないでしょうねw)今の時代、喫煙できる場所を探さなくて良い。めっちゃ高い煙草を買う金が浮く。という2点だけでもやめて良かったと思っていますw。もちろん肺の機能が元に戻ればなお良いに決まってます♪