沖縄が本土復帰するや、たちまちステーキハウスジャッキーや88・金松は沖縄を訪れる観光客にも名が知られていったようです。それらのステーキハウスが那覇港近くの辻町に集まってあった頃の町並み風景です。
ジャッキーステーキハウスは戦後も間もない1953年の開業で、沖縄で一番古いステーキ専門店のようです。
主に沖縄駐留のアメリカ人を相手に営業を始めたそうです。
本場の味を知っている人がお客ですから、肉質や味は良いに決まってますよね。
沖縄ステーキハウスの1号店、ジャッキーステーキハウスも金松も現在は移転し営業していますが、ステーキハウス88は同じ町で営業を続けているようです。
88は国際通りにも出店していて行ったことあります。
本土復帰前は、ステーキハウスがこのあたりには他にもたくさんあったそうです。
那覇港近くにある辻町は、本土復帰する1972年まで遊郭があり、賑わった街だったようです。
復帰後、沖縄への移動や輸送などの交通手段が、舟から飛行機へと急速に変移し、人の流れも港から空港へと次第に移っていったようです。
沖縄に撮影に行くと、帰り際に必ずといっていいほど写友たちとステーキハウス金松に立ち寄ってました。
現在、金松は沖縄の中部に移店し営業しているようで、最近は那覇市内から遠いので行けてませんが、懐かしい味を求めて、また機会があれば行ってみたいです。
ステーキハウス金松
金松の向こうに見えるのがジャッキーステーキハウスです。
本土復帰して、沖縄がブームになり始めたころ、ジャッキーは沖縄旅行のガイドブックで宣伝していて、いつも満員状態でなかなか入店できませんでした。
それで隣にある金松へ、、。そこはすぐに入店OK。
いつのまにか金松は写友たちと行く、行きつけの店となりました。
うまいのは勿論ですが、安さも魅力でした。 (1999年7月)