shiro's nest -57ページ目

レンタルした日傘は、
背の高い貴婦人。

太陽に向かう顔を背け、
虚ろに眼差しでスイミング。

あれれ、と
見渡す僕らが、
フーセンガムで厄を払い、
むくれ顔で飛んで行った。

バイバイ。プリティーガール。
僕はとってもカワイイと思う。

むくれ顔のドッペンゲルガー。
鏡に写るは、クリスチャン。
ジンジャー加えたソーダ水で、見知らぬ明日の糧を食む。

切れた唇を疼かせて。舐める舌を見つめながら。

しろ


昨日、宅建試験を受けました。
多分、高そうな確率で受かりそうです。
だけど、僕の自己採点を聞いた友人等からの言葉は楽観的で、悦楽的で…
スゴいだの、やっぱりだの…。
なんかニュアンスが張り付いていて、額面だけで受け取りにくいです。

こんなときに思い出す言葉があるんです。関係性は全くありませんがw
それは、たしかフランス外人部隊(フランスには、外国人で構成された部隊があります)
の話で、小隊が圧倒的な数の戦力に包囲され、相手がゲリラで投降の余地がないんです。
そこで、隊長が言った言葉。「いいな、お前たち」「ここで死ぬんだぞ」

一人を残して、この小隊は全滅します。

しっかり生きることと、しっかり死ぬ事は、
後者の体験はないけれど、どちらも似ていて、なんとなく難易度も同じ位に感じます。

人は死んでしまうときは選べないから、
しっかりと生きようとして、途中で死ぬのが、しっかり死ぬ事なのかもしれません。

だけど、この隊長さんや、小隊員達はなにを考えて、
どんな生を思い、どんな終わりを思い、死んでいったんだろう?

僕はしっかりと死ぬ事を考えて生きてきました。途中までは。
だけど、ときどきこの話を思い出して良く解らなくなります。





三傘

カナリア

あぁ、
駄目になるくらいの血が流れちゃった。

ドクドク、
綺麗だった血潮が、
静脈の怠惰で汚される。


あぁ、
わかってるよ。


今日が至高のグロリアスデイ。

なにもかもが、
薄い紫色で浮かんだ、
世界。



そう、
からっぽの僕は、
誰かに拾われたアンドロド。



苔むすほどになる前に、
埋め立てられて地盤になるのさ。




しろ

戦火なきwar place

アメリカ帰りのヤンキー野郎。
ネオンばかりで着飾って、
仏のふりして貧者を嬲る。

西海岸にて明るくフロー。
流れるものが何か?なんて、
きっとどうでもいいんでしょう?

摸倣、無法でイエローヒューマン。
肌の色が汚れてるから、
シロくはないんだ。
泥水と知りながら、言いなりステイトメント。

人が人らしく生きるうち、
どうでもいい事ばかり。

だけど、
恐怖なんだ、感覚なんだ!

人が人らしくあろうとするんだ。
遠くの花火で祝杯を上げるんだ。

どうしてもなんて言い訳なんだ、
そんなのがいいなんて、言い訳じみた虚構、挙行。

新橋の夜でぶちまけロンリーナイト。
仮面の奥で嘆いた方が負け、

ガヤガヤがなければ、孤独さえも満たせない。
戦火の郷愁ガイ。


ヒトッかけら、「何かが違う」

それが全てと言いたくて、
言えないから、言いたくて、
バラ線で武装するエコノミックピープル。


身売り先は決まったかい?



しろ