shiro's nest -55ページ目

埋め立て予定地

噛み潰したのど飴

口の中でクラスターボム

血まみれの口に
リボンシトロンのリップクリーム



ひえひえ冷蔵庫

買ったばかりのトマトで

ひえを一つ奪う

あがく赤いのを傷める彼は

轟音で赤ら顔を隠そうとする



記憶で再生を試みるサイエンティスト

作り上げたガラクタの悍ましさ

吐瀉を許さないガラクタに

赤い出水を強いられた



コミュニティ破壊の破戒Mrs.

雑言に活路を見て

コンクリにピットを創造

蓋はしないで

衰弱enjoy








しろ

アロワナのこころ

人はなぜ生まれてくるのだろ

人はどうして生きなきゃならないんだろ

答えないクリスチャンにとどめを刺して

世界がバラバラになる前に
ポインセチアに水をあげなきゃ




何時からだろう

気が付けば 無音無風の檻の中

口パクのアロワナがこっちを見てる

寿司屋に売ってやろうかな?




人はなぜ生まれてくるのだろ

人はどうして生きなきゃならないんだろ

答えようとしたヒッピーは絶命して

ぼくらはまた振り出しにもどる

あぁ そうだ
かばんには、まだクッキーがあった



何時でもそう

あいつらは仮面で安心を買う

人であることに耐えられないから

アロワナでもいいのさ

今すぐ出刃でシメてやるよ?



『孤独を埋める』なんて 嘘っぱち

孤独を埋められるのは孤独だけ

孤独のお椀にキラキラ

それも孤独 だけど綺麗なんだ





しろ

ウサギ小屋の君へ

狭い檻の中

閉じ込めたのは悪意

ずっと そう感じてた



社会だとか 協調だとか

絵の具の蓋は

きつくて開けられない

パレットの絵の具だけで書いた絵は

自愛の足しにもならなかったけど

美しいと思ってた

私だけの絵だったから



檻に閉じ込めたのは悪意だと信じていた。

だけど

きっと噛み殺されないように

誰かが考えた『仕掛け』なんだ



私の住む家は

今もウサギ小屋みたい

だけど

血は流れない


血は流すしかないんだ

誰かの手によらず




少しだけ 楽になる

もう誰も傷付けなくていいんだ




しろ