shiro's nest -107ページ目
あなたは
みんなを殺すしかなかった
本当は全員殺したかった
それは 社会的には罪で
法律的にも罪で
道徳的にも罪で
きっと 隣人愛でもないのだろう
あいつらは
推進弾で大地を焼き
戦車で大地を蹂躙し
ときには ストレスから
ストレスから?
レイプや
略奪
虐殺をする
それは 社会的には罪で
法律的にも罪で
道徳的にも罪で
きっと 隣人愛でもないのだろう
だれかが
責めを負って済むのなら
それで構わないのだ
人間は何を作ってきたのか…
僕らの世界は機械仕掛け
歯車は何をしてるかわからない
僕らの世界は大時計
飾りは立派な困りもの
しろ
大胆になるとき
豪胆になるとき
有頂天なとき
誰も足元なんか気にしない
ただそれだけ
上だけ見てれば いいような気がするもんな
雨が振るとき
傘を差すとき
濡れ鼠になったとき
いつもと違う 景色がそこにはあって
焦りや
苛立ちや
後悔が
ぼくの心をからからにする
ぼくの心はからからになる
別に ぼくだけじゃない あなたも
からからの心は 大切な心
嫌なことも勿論だけど
きれいな 美しい 花々や 草木を 人の心を
みんな純粋に吸い取ってくれる
あなたの心はからからですか
人を嫌いになっていませんか
からからなときは おんなじとき
おんなじことを くりかえす
そんなあなたは純粋な人
からからだから 優しい人
まだまだ吸い込むスポンジで
優しくみんなを包んでいよう
そういう自分は大切な人
誰かにとっても 大切な人
しろ
斜めに見える都会の窓
まっすぐ ぴったりした窓が
良いのかどうか
見えてはこない
部屋から見える 私の窓
まっすぐ ぴったり見えるだけ
私の窓を開けてみる
こっちを見やる 誰かの顔が
ちょっと困った曇り顔
私の部屋のこの窓の
形を教える 友の顔
ゆったり飲んで 教えて欲しい
私を写すグラスの鏡
友の瞳にどう写る
しろ

