shiro's nest -106ページ目

アンセム

だからなんだ?

それがどうした?




しろ

透明な涙

今日は空が暗いから 不思議な歌が聞こえてくる


今日は雨が痛いから 不思議と何も痛くない


こんなふうで


こんなように 生きていけたら きっと素敵で


私は 少し こんな雨を眺めていたい




明日はきっと未来があって 違う出会いがやってきて


明日はきっと晴れるから 別れてしまう人もいる



そんなふうに


そうやって 割り切れたら もっと楽で


涙を流す 窓ガラスに寄りかかり


私は そっと 煙草に火を点ける








しろ

アンセム

たとえ誰かを傷つける 悲しい言葉の束でさえ

涙の乾いた先にある 郷愁漂うパッションさえ

伝える誰かがいるからこそ




緑の砂漠を歩いてる

飲まず食わずで歩いてる


顔を腫らした我が友よ

帰ってこい

そんな言葉は要らない友よ

虹をも掴む お前には

鱶の餌にも涎をたらす

私の心は解るまい



落日を
幾度も超えた その先で


陽の登らぬ 空虚なところ


お前に送る この言葉


何に代えても 持ってゆこう





しろ