Pure Love 25 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

(渡邉理佐side)

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それから、1週間がすぎ

私の病状は悪化する一方で、

一人では立つこともできないほど

衰弱していった。

 

もう、私は長くないのかもしれない・・・

 

だが不思議と恐怖は感じていない。

 

それどころか、

なぜだか私は直る気がしている。

 

毎日、友梨奈が見舞いに来てくれる。

 

お父さんまでアメリカから呼んでくれた。

 

友梨奈の愛が私を助けてくれる。

 

そう思えていたのだ

 

今日も友梨奈は見舞いに来てくれている。

 

そんな友梨奈に私はつぶやいた。

 

「友梨奈と前に行った海を見に行きたいね。」

 

「うん、病気が治ったらまたいこうね」

 

友梨奈は涙を堪えているのがわかる。

 

「私、病気には絶対負けないからね。

また、あの海一緒に見ようね!」

 

「退院したら、すぐにいこうね。」

 

「うん、楽しみにしているね。」

 

「さあ、少し休んだ方が良いよ。」

 

「うん・・・」

 

私は友梨奈に促され眠りについた。