Pure Love 24 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

(平手友梨奈side)

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病室をお父さんと2人で出たときに、

看護師さんに呼び止められた。

 

「先生がお呼びです。」

 

私とお父さんは顔を見合わせた。

なにか、とても嫌な予感がしたんだ。

 

そして2人で、

医者(せんせい)の待つ部屋にむかった。

 

医者(せんせい)からは、

現在の病状が思わしくないこと、

骨髄移植するドナーが

見つかっていないことを説明され、

 

そして宣告されたんだ。

 

「おそらく、理佐さんの余命は

1カ月だと思ってください。」

 

私は、その瞬間、全身から血の気が引いた。

 

理佐がいなくなる?

 

ふざけないでよ!

 

やっと、父親も帰国したのに・・・・

 

なんでよ、私は神様を初めて恨むのだった。

 

でも、その宣告を聞いた瞬間に、

涙が溢れでようとしたが

私は懸命に涙をこらえたんだ。

 

泣いている暇なんかない。

 

とにかく、理佐の支えになるしかない。

 

私は硬く決心したのだ