Pure Love 17 | じゅりれなよ永遠に

じゅりれなよ永遠に

じゅりれな・坂道小説書いてます。

二人で海を見に行ってからというもの、

 

理佐からのラインが

頻繁にはいるようになった。

 

友梨奈にはやく会いたいよとか、

今日はカレーだからねとか、

今度は映画行きたいねとか、

私には嬉しすぎる出来事なんだよね~。

 

ほんと、海に行って語り合えてよかったよ。

 

こんな私だけど、何時でも甘えて頼ってほしい。

 

そんなある日、私はいつもどおりに、

理佐の家で夕食を食べて後、

部屋でくつろいでいた時のこと、

理佐が私に話しかける

 

「ねえ、よかったら、

今度の土曜日、私の家に泊まりに来ない?」

 

「え?」

 

私は突然の申し出に驚愕した。

 

だって、今まで一度も理佐の家に

泊まったことがなかったからである。

 

「いいの?お泊まりしても?」

 

「うん!もっと、友梨奈と色々語り合いたいの」

 

「じゃあ、土曜日は泊まらしてもらうね。」

 

私は期待と不安を胸に帰宅した。

 

私の不安は、

理佐を恋愛対象として愛していること。

 

そんな、私が同じ部屋で寝て、

この恋愛感情を抑えることができるのだろうか?

 

既に1回は告白している。

 

あっさり、流されたが、

それでもこの気持ちは日に日に高まってきている。

 

また、告白して、

二人の関係が壊れてしまったらどうしよう~

 

私は不安を抱えたまま、

宿泊する日がやってきたのだ。