花占い 25 | じゅりれなよ永遠に

じゅりれなよ永遠に

じゅりれな・坂道小説書いてます。

それから1か月が経過して2月になった。

 

だが、私と理佐さんは

キス以上の関係には進展しなかった。

 

いや、あえて私が発展させなかったのだ。

 

まだ、反町先生に想いが残る以上

深い関係になっては、理佐さんを

悩ます結果になるかもしれない

 

そう思い、私達はまだ一度も結ばれていない。

 

そんなある土曜日の夜、

私は理佐さんの部屋に泊まるために来ていた。

 

いつものように二人でベッドに入り、軽くキスをして

私の腕枕で理佐さんは眠りに入る・・・はずだった。

 

だが、この日の理佐さんは

いきなり私の上に覆いかぶさり

激しくキスを求めてきた。

 

そんなキスをされたら理性がもたないよ。

 

どうしたんだ?いったい・・・

 

「ありがとう、私のために

ずーと我慢してくれていたんでしょ?」

 

理佐さんは私の目を見つめた。

 

「そんなことないよ。」

 

「もう、大丈夫だよ。

友梨奈の優しさが

私の心を支配したよ。

100%友梨奈が大好きだよ。」

 

「ほんと?」

 

「うん、今日は思い出の日にしようね。」

 

理佐さんは上に乗りながら

両手をつないで再びキスをしてくる。

 

ついにこの日が来たんだ…

 

私と理佐さんが一つになる日が…

 

私は時に身を任せ、

理佐さんと深く結ばれていった・・・