10分ほど会話して
友梨奈が切り出した。
「じゃあ、用意しますね。」
友梨奈はこの玲奈の部屋の隅にある
浴室に行こうとした。
すると、玲奈が友梨奈の手を掴み
それを止めた。
「え???どうしたの。玲奈さん??」
「今日はいいの。
今日は傍で一緒に眠ってくれる??」
玲奈は友梨奈の手を掴みながら言った。
「それはいいけど・・・
今日も2時間予約してくれているけど
本当に寝るだけでいいの??」
玲奈は友梨奈を抱き寄せ、
そのままベッドの中に入った。
そして、友梨奈に腕枕をしてもらい
友梨奈に抱きついた。
「本当にこれだけでいいの??」
「うん、今日は友梨奈と
こうしていたいの!」
「わかった!時間が来たら起こすね。」
「うん!お願い。」
玲奈はそう言って目を閉じた。
(本当にこれだけでいいのかな・・・)
友梨奈はそう思いながら、玲奈の頭を撫でた。
だが、友梨奈も玲奈の顔を見ていると
安らかな気持ちになり眠りに落ちる。
すると玲奈が目を開き
友梨奈の頬を右手で触れる。
「疲れているんだね。
時間まで眠るといいよ。」
玲奈はそう言って
友梨奈に軽くキスをして、
自分はベッドから起き上がり、
ベッドの上に腰をかける。
そう、玲奈は友梨奈を
休ませて上げたかったのだ。