夢を見れば傷つくこともある5 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

 

夜20時に仕事を終えた玲奈は

家に電話を入れる。

 

「佐藤さん??」

 

佐藤とは玲奈の実家の執事である。

 

「はい!」

 

40代の男性の声だった。

 

「今日も泊まってくるから、

お父様達に言っておいて。」

 

「はい、かしこまりました。」

 

電話を切ると

玲奈は例のボロアパートへ向かう。

 

部屋にはいると玲奈は直ぐに

ベッドに寝ころび一息ついた。

 

しばらく何も考えず目をつむていると

 

呼びベルがなる。

 

玲奈はベッドから起きて玄関へ向かう。

 

鎖の錠がついている状態で

ドアを開ける玲奈

 

そして、隙間から外を覗くのであった。

 

「ご指名ありがとうございます。

友梨奈です。」

 

玲奈は鍵を開けて友梨奈を招き入れる。

 

「いらっしゃい!」

 

「今週,2回も指名頂き

ありがとうございます。」

 

「さあ、いいから入って!」

 

「お邪魔します。」

 

玲奈は早速ベッドルームに友梨奈を通す。

 

「いつも思うけど、部屋は古いのに

ベッドは綺麗だよね。

このフワフワ感!高かったでしょ!」

 

「ベッドは妥協したくなかったの!

だから、こんなボロアパート住まいなの」

 

玲奈と友梨奈はベッドに座りながら会話していた。

 

二人にとってもっとも楽しい時間なのであった