風に吹かれても ~切ないね~17 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

 

(平手友梨奈side)

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理佐の家に上がると彼女の部屋に案内され

理佐はお茶を入れてもてなしてくれた。

 

理佐はベッドの上に座り

私は床の座布団の上に座っていた

 

理佐の両親は離婚して、

父親と暮らしているみたいだ。

 

その父親も出張で1週間程いないらしい。

 

そして、理佐はつき合っていた彼女に

今日振られたことを私に告白した。

 

「そうだったんだ。」

 

「ごめんね。友梨奈にこんな話しなんかして。」

 

「そんなことはないよ。

話した方が楽になるから

もう、今思っていることを全部話してごらん。」

 

私の言葉に理佐は

涙を流しながら語り出したんだ。

 

(渡邉理佐side)

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私は友梨奈に悪いとは思いながら

 

“ねる”との思い出を全部友梨奈に話した

 

友梨奈は嫌な顔一つせず

優しい表情でその話をきていてくれた。

 

私の傷ついた心が癒えていくよ。

 

ありがとう友梨奈・・・

 

やがて、私は安心して静かに眠りに落ちた。