風に吹かれても ~切ないね~6 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

よし、自然に声をかけよう。

 

私は理佐の前方から声をかける。

 

「・・・あ!理佐??

理佐じゃない!久しぶり!」

 

わざとらしくないか?

 

自分では自然に声をかけれたはずだが…

 

「え??友梨奈・・・なんで・・・??」

 

「友達の家からの帰りなんだ、

ちょっとコーヒーが飲みたくなって

ここによったんだ。」

 

「そうなんだ・・・」

 

「そこ座っていい??」

 

私は理佐の前に座りたいことを告げた。

 

了解してくれるだろうか??

 

私に緊張がはしったんだ。

 

「うん、いいよ!どうぞ!」

 

理佐はあっさり、言ってのけた。

 

そりゃそうだ。

 

もう、私が振られて

2年以上も経過しているんだ。

 

もう、意識する方がおかしいよね。