よし、自然に声をかけよう。
私は理佐の前方から声をかける。
「・・・あ!理佐??
理佐じゃない!久しぶり!」
わざとらしくないか?
自分では自然に声をかけれたはずだが…
「え??友梨奈・・・なんで・・・??」
「友達の家からの帰りなんだ、
ちょっとコーヒーが飲みたくなって
ここによったんだ。」
「そうなんだ・・・」
「そこ座っていい??」
私は理佐の前に座りたいことを告げた。
了解してくれるだろうか??
私に緊張がはしったんだ。
「うん、いいよ!どうぞ!」
理佐はあっさり、言ってのけた。
そりゃそうだ。
もう、私が振られて
2年以上も経過しているんだ。
もう、意識する方がおかしいよね。