(平手友梨奈サイド)
理佐がこの部屋を出て3時間が経過した。
私は取りあえず受験勉強をしていた。
だが頭の中は理佐で一杯だった。
2月の受験後に告白しようと思っているが
もし、振られたら・・・
いや、振られる可能性の方が
圧倒的に高い。
その時私は耐えられるのだろうか?
会えば会うほど彼女が好きになっていくよ。
はあ、だめだ!
次あえるのは2週間後だが
もう、寂しくて仕方がないよ。
そんな時だった、ベルがなったんだ。
だれだ?こんな夜中に!
のぞき穴から外を見てみるとなんと
理佐が立って居るではないか!
私は急いでドアを開けたんだ。
「どうしたの理佐??
なにか忘れ物?」
すると理佐は何も言わず
私に抱きついた。
「え???え・・・いったい・・・え??」
私は混乱してしまった。