サイレントマジョリティー13 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

ノックの音を聞き、

ドアの方向を見る理佐と友梨奈

 

「友梨奈~~~来たよ!」

 

女性の声がした。

 

(あ・・・まさか、友梨奈の

“仲のいい友達”が来たんじゃ・・・)

 

理佐は楽しい思いが急激に冷めていき、

急に胸が苦しくなったのだ。

 

しかし、友梨奈は

顔色を変えることなくドアを開ける。

 

「友梨奈~~~」

 

そこに現われたのは、

友梨奈の“仲のいい友達”である

 

同じ2年で別のクラスの原田葵だった。

 

葵はすぐに、

友梨奈の後ろにいる理佐に目がいった。

 

「友梨奈・・・なんで、あの子がいるの。

今日は私と会ってくれるって

いったじゃない!」

 

葵は泣き出しそうな声をしていた。

 

「ごめん、今日は用が出来たんだ。

悪いけど帰ってくれないかな」

 

友梨奈は淡々と言ってのけるのであった。