サイレントマジョリティー12 | じゅりれなよ永遠に

じゅりれなよ永遠に

じゅりれな・坂道小説書いてます。

その後、友梨奈が

理佐の好きな映画の話を振り

 

理佐はいつの間にか

遠慮なしに話をしていたのだ。

 

友梨奈はとても聞き上手であった。

 

「理佐は好きな物を語ると

熱くなるんだね。」

 

友梨奈は微笑んだ。

 

「あ・・・ごめんなさい

私ばっかり、話をして」

 

「いいよ、気にしないで。

私も楽しいから。」

 

「今度は友梨奈の話を聞かせてよ。

友梨奈は普段何してるの??」

 

「私はスポーツ観戦が好きなんだ」

 

友梨奈は自分の趣味を語り出した。

 

友梨奈の一面を知ることが

出来た理佐は

より一層に友梨奈に惹かれていった。

 

理佐は時間を忘れてお喋りに

夢中になっていた。

 

「あ!もう7時をまわってるよ。

理佐は門限有るの。」

 

「私は8時には帰らないと

親がうるさいの」

 

「ここから、どれくらいなの?」

 

「電車で15分ぐらい乗って、

駅から5分ぐらいかなぁ」

 

「じゃあ、送っていくよ」

 

「え・・・でも、悪いわ」

 

「いいよどうせ暇だから」

 

そんな時だった、ドアをノックする

音が聞こえてくるのであった。