気づいたら片想い―心に夢を君には愛を―26 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

(堀未央奈side)

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珠理ちゃんの話を聞き終えた・・・

 

「・・・・・」

 

七ちゃんは黙ってしまった。

 

「それって、恋人のふりを

しているってことでしょ?

 平手さんが立ち直れば

二人は同棲を解消するってことでしょ?」

 

「そうだね。

でももし、友梨ちゃんが立ち直らなかったら

玲奈ちゃんは一生、

友梨ちゃんを愛していくつもりだよ。

玲奈ちゃんはいい加減な気持ちで

つき合っているわけではないから・・・」

 

「・・・・・」

 

私も言葉がでなくなった。

 

玲奈さんは本当にすごいよ。

 

だれにでも優しすぎるよ。

 

でも、その優しさがなかったら

私は今頃刑務所だったかもしれない。

 

だったら、私は黙って玲奈さんを見守ろう。

 

例え、平手さんが立ち直らなくても

二人を応援していこう。

 

私は珠理ちゃんに向かって発言する。

 

「わかったよ。珠理ちゃん。

 私は二人を応援する。」

 

すると七ちゃんも口を開く。

 

「私も…例え玲奈さんとつき合えなくても

 玲奈さんを応援していきます。

 だって、玲奈さんの事大好きだもん。」

 

「そっか、みんな私と同じ気持ちなんだね。

 とにかく二人を見守っていこう。

 さあ、食べよう。」

 

珠理ちゃんは料理を食べだした。

 

こうして、私達3人は

たとえこの気持ちが成就しなくても

玲奈さんと平手さんを

見守っていくことにした。