片想いFinally ー純愛ラブソディー 13 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

そして、2人は車に乗り

山を降りていったのだ。

 

「じゅりちゃんには、

好きな人がいるんだろ?」

 

生田は運転しながら聞いた。

 

「はい・・その人には

恋人がいるんですけどね。」

 

「羨ましい男だね。

その人・・じゅりちゃんにそこまで思われて。」

 

「いやあ・・

 男じゃなくて女性なんですよね」

 

珠理奈はバツが悪そうに舌をだした。

 

「えええ~~女??え・・・??」

 

生田は驚いた。

 

「あ・・・誤解しないで下さいね!

男性に興味がないわけじゃありません。

好きだったのがたまたま

女性だったんですよ。」

 

「そっか・・・ありがとう。

 本当のこと教えてくれて!」

 

生田は冷静に

ハンドルをさばきながら笑顔になった。

 

そして、珠理奈は自宅に送り届けられ

 自分の部屋に入った。

 

部屋には珠理奈と玲奈が一緒に写っている

 

写真がタンスの上に1枚飾られていた。

 

「玲奈ちゃん。おやすみ。」

 

珠理奈は写真に向かって呟き

 

ベッドで眠りについた。