片想いFinally ー純愛ラブソディー 14 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

早朝 5時に珠理奈は目覚める。

 

そして身支度をして

朝6時過ぎには家をでる。

 

自転車で20分ぐらいの所に

 勤める喫茶【グリーン】はある

 

「おはようございます!」

 

珠理奈は元気よく店に入る。

 

既に店内で準備を始めている

 

仲居が珠理奈の顔を見るなり

訊ねてくる

 

「昨日はどうだった?楽しんだか?」

 

「夜景は綺麗でした・・・」

 

「ん??どうした?」

 

珠理奈の歯切れの悪さに

 仲居は反応した。

 

「生田さんに

 交際を申し込まれたんですけど

 私はお受けしようとしたんですけど

 好きな人の顔がちらついて

 涙が出てきたんですよ・・」

 

珠理奈はエプロン結びながら話した。

 

仲居は真剣な眼差しで耳を傾けていた

 

「生田さんはそれに気づいて、

 友達でいようって言ってくれました・・・」

 

珠理奈はテーブルをフキンで拭きだした。

 

「そっか・・・

 珠理奈はまだ若いんだから

 焦らないでいいよ!

 きっと、報われる日がくるよ」

 

「はい」

 

珠理奈は仲居の心遣いに感謝した。