片想いFinally—命の最後のひとしずく―5 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

夜の21:00には消灯の時間なんだけど

 

私は一日眠り続けていたので

 まったく眠くなかったんだ。

 

玲奈ちゃんは看病疲れで、

簡易式のソファーベッド

でぐっすり眠っていたのだ。

 

その寝顔を見ていると

 

愛しさがこみあげてくる

 

生きている実感がした

 

よかった・・・・

 

玲奈ちゃんが無事で本当によかった

 

そして、12時を過ぎた時点で私は

 

眠りにつき、朝6時になると

 

自然と目が覚めた。

 

その5分後に玲奈ちゃんは

 

目を醒ました。

 

玲奈ちゃんは私の顔を見ると

 

「おはよう。珠理奈。寝ちゃった!」

 

いたずらっ子のように無邪気に笑う

 

その姿を見ると抱きしめたい衝動に

 駆られたんだ。

 

「おはよう。よく眠れたよ!」

 

「顔を洗ってくるね」

 

玲奈ちゃんは洗面所に行った。

 

そして、この日は友人や

 

会社の仲間もお見舞いにきてくれて

 

その都度、

玲奈ちゃんが対応してくれたんだ。