トーシャ・シルバー著
「とんでもなく全開になればすべてうまくいく」より
トーシャが中学三年生のとき、友だちとひっきりなしにあるゲームをした。誰かが何かを言ったらかならず、
「セックスの最中は」とつけ加えるのだ。
例えば、「彼女はアンチョビの乗ったピザを食べるのが大好き(セックスの最中は)」とか、
「彼はいつも数学の宿題を忘れる(セックスの最中は)」とかいう具合だ。
これは何度やっても彼女らを間違いなく興奮の渦に巻きこんだ。
今のトーシャは新バージョンをやっている。
あなたは気づいているだろうか。
誰かが何かの目標を持ったり、新しいことを始めようとすると、真っ先におもいとどまらせようとする人がいることに。
少なくとも、あなたの試みがどれだけ無駄で、しんどくて、高くつくことか、まだ始めてもいないうちから知らせてくる人に出合ったことがあるだろう。
トーシャの改訂版ゲームでは そんな彼らの言葉のあとに、かならず、「神なしでは」とつけ加えるのだ。
「こんな経済状況では、まっとうな仕事を見つけるのは無理だ(神なしでは)」とか、
「あそこでは駐車スペースは絶対見つからない(神なしでは)」とか。
この効果たるや、言葉では語りつくせない。
この章は以前に一度読んで、ああいいな と、いいねボタンを押したつもりだったが、すっかり頭から抜けていた。
こうして、文章にしてみると、”読んだつもり”になっていたのがよくわかった。
早速今から実行していこう。
「毎日ブログを更新するのは大変だ、神なしでは」