トーシャ・シルバー著
「私を変えてください」より
トーシャの元に女性からアドバイスを求めて電話がかかってきた。
「完璧なパートナー」を引き寄せるべく、高額なセミナーに出て、一ヶ月もしないうちに、実際にそれを手に入れた。
しばらくは、大枚をはたいて、「夢の実現」をたぐり寄せたことに酔いしれていた。
しかし、次第にこの「完璧なパートナー」をうしなうのではないかと、怯え始めたという。
レストランに一緒に行くと、彼がウエイトレスを好きになるのではないか、彼をつなぎ止めておく方法をネットで調べ始める始末だ。
トーシャは笑って
「そのセミナーで学ばなかったパズルのピースは”捧げること”」だと伝えた。
確かにエゴは何かを創造するが、、その後は必ずそれを失うことを恐れ始めるのだ。それがエゴの業(わざ)なのだ。”捧げる”というのばまったく別だ。
トーシャはこう祈るようにアドバイスをした。
「親愛なる神よ、あなたは私の深いところにある欲求をよくご存じです。正しいパートナーはすでに選ばれています。もしそうでなければ、この渇望の地獄から私を自由にしてください!彼のことがあろうがなかろうが、健やかで幸せない気持ちでいさせてください」
彼女はその関係を神に渡すことで、ようやくリラックスして恋愛を楽しめるようになった。
自分の場合、
仮に、大金を引き寄せられたとする。
実際に目の前に大金がある。
その感慨に浸ったのち、彼女のケースのごとく
「少なくなったら、全部なくなったら どうしよう」
「怖くてこのお金 使えない」となってしまうだろう。
どう考えればいいのだろう?
そもそもそんな大金はないのだから
取り越し苦労ってもんか・・・
お金があろうがなかろうが、普段通りにしてればいいのか?
でも、ないよりあったほうがいいな!
神様! ヨロシク!