小道具なんて必要ない | りゅう坊のブログ

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幼少期から「りゅう坊」と呼ばれていました。
その「りゅう坊」も61歳。年金がもらえるまでの間、お小遣い稼ぎに挑戦、実績、奮闘中!の日記です。

 

 

トーシャ・シルバー著

「私を変えてください」より

 

 

トーシャが街の通りを散歩していると

とある店の入り口に、見事なヨガのポーズをする女性の彫刻像が置いてあった。

その彫刻像は蓮華座のポーズをしていて、艶やかな大理石でできていた。

店主にこの像はだれかと尋ねた。

聞いたことのない名前を言い、こう付け加えた。

「彼女はあらゆる情熱を浄化します。だからといって情熱を遮ったり、抑えたりはしません。ただその思いを彼女に捧げれば、情熱の奴隷ではなくなります」

 

トーシャは店主の説明がとても気に入ってニコリとすると、

 

「彼女を持って帰りたいか」と訊かれた。

しかし、三千二百ドルと聞いただけで、トーシャは断った。

 

だって、情熱を浄化するのになぜ彫刻像が必要なの?

スピリチュア業界はいつだって、変容するための小道具をこれでもか、これでもかとと提示してくる。そして次から次へときらびやかにエスカレートしていく。

 

けれどじつは、内なる神は小道具なんてひとつもなくたって、完璧に仕事をこなすのだ。

 

あの彫刻像の女神は私たちの内側に生きている。

 

そして、彼女はただ求められるの待っているだけなのだ。

 

 

 

最愛の神よ、私を変えてください。

情熱や渇望をすべてあなたに捧げ、もっとゆるい、ひとつの好みとできる者に。真に必要なことはすべて手配されると知り、私に欠けたところはないと感じさせてください。

 

 

 

アイテムやグッズは持たなくてもただ信じれば、神はちゃんと仕事をしてくれるということか。

高額なグッズを家に置いたり、身につけるのは単なる自己満足だということか。

 

もともと、最初から、自分の 内側に ある ということだ。

 

 

 

 

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