確実に父親は大きく影響してますよね。
パチンコで借金して、家族に当たり散らしてたのだとか。
そして5年以上前に出て行きました。
時系列に、最近の彼の行動を並べると、
・安倍総理の国葬をツイッターで批判
・国会議員選挙に出馬しようとするも、年齢が足りず、供託金も集められず、断念
・供託金制度について、裁判所に訴えを起こす
・岸田総理を襲撃
ここまで壊れてるとは思いませんでした。
とても大人しく、内向的だったのだとか。
この内容、心理学の象徴がどうとかというところまで行く必要ないですね。
この国の政治と、この国の社会と、彼の家庭が対応してます。
ひとつ言うなら、内向的なら外の世界なんて関係ないはずなのに、無意識に飲まれて、反対側の外向的行動を繰り返してる感じですね。
〈エナンティオドロミー〉簡単に言えば片方に偏ってたことによる「反動」です。
父親は出て行きましたが、彼の家庭では「死んだことにしよう」みたいな雰囲気があったのではないでしょうか。
それが彼には許せませんでした。ただの逃げた男にしたかったのです。
安倍総理国葬との対応です。
彼は、彼の家庭で父親の代わり、理想の父親になろうとしますが、年齢も足りませんし、お金もありません。
選挙出馬との対応です。
そして、思います、もともとお金やその他の社会に通用する力があれば、こんなに不幸せでは無かったと。
その辺から力ある人の、最たるものとして、岸田総理を襲った感じでしょうか。
あるいは、国民つまり自分のいうことは無視して、国葬を断行した、己の父親の如き存在として、自分が成り代わるためという感じでしょうか。
でもこのタイミングでなぜ動き始めたのでしょうか、選挙出馬を試みた辺りですね。
彼の中では、社会と家庭の内容が混ざり合っています。
自分が父親の位置に立つ必要を感じたというのは、引き金になったのは、母親にあった出来事のような気がしなくもないですね。
しかし、詰めが甘いというか、彼はアニメやマンガないし映画、エンターテイメントの世界で生きているという感じですね。
パイプ爆弾って、マンガとかではたまに登場しますし、ネットとかでも作り方上がってると思いますが、本物の暗殺者って使いますかね。
あと、LEDが付いてて光ってたようなこと書いてある記事もありました。いらない機能です。
彼は本を読む習慣がなかったように思います。
それが悪いとは言いませんが。
本気で殺すなら、絶対に成功するように調べ上げてからのぞむべきです。
難易度は高いですが、最も確実な方法は、少し考えたら解ります。ので、あえて書きません。
彼はたぶん、ツイッターでの批判から、総理襲撃まで、誰かに見てもらおうとしてません。
襲撃も成功でも失敗でもよかったのです。
全部、自分自身へのポーズみたいなものです。
彼は内向的なのですから。
(犯罪心理学者言ってる自己承認欲求は、僕から見るとあり得ません)
追記
彼の心は、彼がこのようになることを望みました。
刑務所の、情報が得られない、小さな部屋に入ることを。
他の人なら、うつ病を発症して、部屋に引きこもることを選んだかも知れません。
社会だけを切断すればいいなら。
しかし、家庭と社会を同一化している彼に必要なのは、彼から、家庭と社会の両方から切断すること。
今回の事件は、彼の心が、彼がもっと壊れてゆく前にとった、苦肉の策かも知れません。