カツカレー@コーヒー&スナック 番飛 | 南町リーマンの昼休み

南町リーマンの昼休み

金沢市の南町、武蔵ヶ辻、近江町、香林坊界隈でのランチを食べ歩きする日々を綴る。B級グルメも稀にあり。

Bumb22301

 

金沢駅前ランチ編です。

 

金沢駅東口(兼六園口)から徒歩7分。 金沢駅本町にある「コーヒー&スナック 番飛」(ばんび)で、カツカレー¥850

 

金沢駅西口側は、東口ほどではないもの、ランチスポットが充実しているとは言えないエリア。 そんな中、東口エリアで働く方々には貴重なランチスポットがこちら、コーヒー&スナック 番飛。

 

Bumb22302

 

外観は真新しいモダンな感じになっていますが、創業1960年の老舗です。 このお店がある通りには、こちらの店舗の他に、夜だけ営業されているラーメン屋さんの「中華そば処 万味(ばんび)」と、雀荘の番飛、おかゆのお店「本町ストラット」を手広く展開されております。

 

店頭には、ランチメニューの立て看板があり、日替わりの内容も紹介されていますよ。

 

Bumb22303

 

お店の一階は、如何にも昭和から続く喫茶然とした佇まい。 モダンな外観から想像できません。 しかも結構客席数もあります。

 

古くからの喫茶店とあって、勿論喫煙可。 ですが、ちゃ~んと分煙されており、タバコを喫(の)まない南町リーマンは2階席に通されました。

 

Bumb22305

 

いや、フツーに居間だし!(笑) なんと畳敷きのお部屋に通されました。 2階席も結構広くて、全体の客席数は相当ありますね。

 

ここであらためてメニューをチェック。 日替わりとお店一番人気のカレーの他に、どんぶりモノやうどん、ソバまであります。 

 

Bumb22306

 

更には、喫茶店ならではのサンドイッチにスパゲティも。

 

Bumb22307

 

ただでさえお店の少ないエリアなので、人気があるのも当然ですね。 客席数が多いと書きましたが、リモートワークが浸透した昨今にあっても、大勢のお客さんで賑わってましたよ。

 

ちなみに、ドリンクメニューはこんな感じ。 喫茶店なのにコーヒーよりもフードが充実してる(笑)。

 

Bumb22308

 

さて、日替わりはトンカツということでしたので、今回は人気のカツカレーにしてみました。

 

で、待つこと僅か5分ほどで、そのカツカレーが登場。

 

Bumb22309

 

トンカツは予想外に大振りで、16~17cmほどあります。 その上には、カレーの具材のお肉がトッピングされていました。

 

Bumb22310

 

お肉も喫茶店のカレーにしては厚め。 7~8mmありますかね。

 

Bumb22314

 

付け合わせは、金沢カレーという訳ではないのですが、キャベツの千切り。 すこしニンジンも混ざってますね。 あとは赤い福神漬け。

 

Bumb22311

 

お好みで、と置かれたスパイスと、お水に、スプーン。 紙ナプキンが巻かれているあたり、昭和テイストで素敵。

 

Bumb22312

 

そのスプーンですが、なんと先割れでした。

 

Bumb22313

 

さっそくカレーを頂きましょう。

 

Bumb22315

 

ん? 見た目はフツーのカレーのようですが、意外に個性的な味わい。 美味しいですよ。

 

誤解を恐れずに言えば、口に含んだ瞬間に頭に浮かんだのは、紅ショウガの効いた、お好み焼き。

 

所謂お好み焼きソースのようなフルーティーな甘味と、後味に残るショウガの風味がそれを思わせたのかも。 辛味は控えめで、旨みとコクもしっかりあります。 金沢カレー系のこってり感はなく、それでいてインド系とも、家庭的なものとも、一線を画す味わい。 お店の人気メニューというのも頷ける美味しさです。

 

続いては、トンカツを。 しっかりとカレーを絡めて頬張ります。

 

Bumb22316

 

美味しい、美味しい。

 

これ、昔ながらのトンカツっぽい。 歯ごたえも、脂身の存在感も、しっかりと感じられるタイプ。 個性的なカレーの味わいとのマッチングもよいです。

 

恐らく辛味が少ないので、用意してくださっているであろうスパイスを投入しています。

 

Bumb22317

 

辛くならない(笑)。 

 

スパイスの中身を確認してみると、黒コショウ、パプリカ、デキストリン、トウモロコシ粉、赤唐辛子、陳皮。 粉の見た目は赤いけれど、辛味はマイルド。 どちらかというと、コショウの香りを足す感じですかね。

 

カツカレー、食べ応えもあって美味しかったですよ。

次は日替わりか、ナポリタンを試してみようかな。

 

ご馳走様。