コンビニランチ編です。
「マチのほっとステーション」こと、コンビニのローソンで、あんかけスパゲッティ¥480。
100%ジャンクフードであることは判っているものの、子供のころから食べ慣れたメニューなので、お店で見かけて思わず手が伸びでしまいました。
ですが... 「からめ亭」って知らないなぁ。
あんかけスパは、南町リーマンの記憶に中において、外食なら(今は無き)中日ビルにあった「チャオ」(ビルは無くなったけど、チャオ自体は今でも数店舗、名古屋市内にあります。)で、家で食べるならヨコイのレトルトなんですよね。
ネットで調べてみますと、発祥は「そーれ」で、発祥のお店で考案された方が独立して開店したのが「ヨコイ」。 「からめ亭」は文字通り、あんかけスパゲティという最初に名乗った、ということ。 なんか、金沢カレーの話に似てますね。(源流とされる香林坊ターバンと野々市タナカのターバンに対して、後発のゴーゴーが「金沢カレー」を最初に名乗った、というくだり。)
パッケージは、コンビニスパゲッティでよく見かける平べったいパッケージではなく、深さのある寸胴タイプ。
オフィスのレンジでチンして、開封しました。
アレ? 焼きそば? って思っちゃうようなルックスですね。 自分の記憶にある名古屋メシの「あんかけスバ」とは全然違います。
強いて言えば、太麺と赤ウィンナーぐらいが共通点でしょうか。
玉ねぎとかピーマンの野菜が入ってないし、逆に炒り玉子が具材になっているのは初めて見た。 加えて、ソースの色が黒過ぎる。 チャオのそれはもっと赤くて、ケチャップとかトマトソースを薄めたような色合いだったんですよねー。
違和感はいろいろありますが、あんかけスパを頂きます!
ウスターソースのようなフルーティーな甘味の中に、しっかり胡椒辛いスパイス感。 味わいは確かにあんかけスパっぽい。 スパゲティ自体も、デュラムセモリナ感0%の限りなくうどんに近いパスタで、ノビた食感は正にアルデンテならぬ「無いデンテ」。 このあたりもしっかり再現されてます。
ソースの味は、自分の慣れした親しんだチャオのそれと比べてトマト感が無いのは残念。 また、お野菜がないので、定番の「ミラカン」でもないし。 ま、赤ウィンナーがあるからミラネーズっぽくはあるかなー。 お店によっていろいろ個性があるので、これが「からめ亭」スタイルなのかと納得。
ちなみに、冒頭で100%ジャンク、と書きましたが、実際にパッケージのラベルを確認してみますと、熱量は538kcal。 PFCは21.4g、19.1g、72.4gで、吉野家の並盛か、マクドのビッグマッククラスでした。
ローソンのあんかけスパ、そもそも「あんかけスパゲッティ」自体を味わったことがある方ならば、美味しく頂けるかも。
ご馳走様。