簗農相の道路予算カット問題。
逆に選挙区で簗氏を応援した首長の自治体では予算が増えていたという。
応援して予算減った、応援せずに予算増えた。こんな例はあるのか。
「政権与党の議席がなくなった地域、その地域の予算は、ごっそり削られます」
「遠慮なしに予算を削れるんです」
「無所属や野党では予算はカットされる」
「この地域についてる予算がガクっと減りますよ」
ここまではっきり言うが、選挙演説でパイプ強調するのはよくある。
議員落ちればパイプがどうなるか… 情勢が良くないほどこうした脅しの発言がでる。
発言自体がまずいのだが選挙にばかり気を取られ、問題になることは少ない。選挙自体イベントである。
自民党が地方で強いというのも、地方に産業が少ない。もっと言えば衰退しているから。人口減のなか橋や道路の管理維持が問題にもなっている。
どれだけ国から予算がもらえるか。与党である自民党議員を支持すると当然予算が増える。だから自民が強い。
今回の場合実際に道路予算が60%削られている。減額した事実について発言した音声もあり、結果がピッタリ合うだけに収まらない。
撤回、否定しても事実は残る。簗大臣は国土交通省の政務官の経験もあった。いわば国交省に顔は利いたのだろう。
財務省で予算の枠が決まると、国交省で個所づけといって、いくら配分するかを決める作業がある。
どこを減らしてどこに増やす、そうしたところで簗が口利きをしていたのは十分あり得るもの。副幹事長となればそれができる立場といっていい。
当選はできたのだから、選挙区はすべておカネを上げればよかった。
ここは応援しなかったといって一々報復するのはどうも器量の小さい。
そう考えるよりは自民党のシステムがこうした予算配分をやっていると考えるほうが自然か。簗大臣のみの問題にしたいようだが、他の選挙区も調査すべきでは。
かつて田中角栄のもとには連日陳情が山のようにあり列をなしていたという。 角栄もそうした民意を力の源泉にした。
本当に議員が平等であるならば他の議員に行っても問題ない。そこを角栄に頼むのは巨大なパイプがある、権力を持っているからだろう。子供でも分かる。
実際角栄という人は道路法などで、陳情された案を取り入れやすくする仕組みも作っている。特に建設省や運輸省にも影響が強く、公共事業の誘致なども多くある。それが日本に負の遺産も残した。
ヘンな言い方だが簗大臣は小選挙区で落選。有権者に選ばれなかったといってもいい。それでも大臣。当選6回と大臣適齢期ではある。
あの選挙で新人に負ける時点でどうなのか。比例復活して大臣になり、さらに報復したと威張っていたのは。
この程度の人間が側近というほど高市総理の周りには人材が居ない。もともと孤立とは言うが…
正直政治の世界、冷や飯食いという話はよくあり。ポストや予算での冷遇なんて日常。
それをあからさまに自慢してしまったのが問題の根っこ。高支持率からくる傲慢もある。
悪いことしても当選できる。裏金議員も許され元に戻った。こうなるのも自然かもしれない。

