さあ、いよいよ近付いてまいりました第66回グラミー賞授賞式!
(2024年2月4日(日本時間2月5日)/ロサンゼルス・クリプトドットコム・アリーナ)
全部で94部門もありますが、最も注目されるのは「主要4部門」と呼ばれる4つの部門です。
(「アルバム賞」「レコード賞」「楽曲賞」「新人賞」)
今年も、その4部門のすべてを“確実に”当てに行きましょう~o(・д´・+)ゞ
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■最優秀アルバム賞
<ノミネート>
- 『World Music Radio』/ジョン・バティステ
- 『the record』/ボーイジーニアス
- 『Endless Summer Vacation』/マイリー・サイラス
- 『Did you know that there's a tunnel under Ocean Blvd』/ラナ・デル・レイ
- 『The Age of Pleasure』/ジャネール・モネイ
- 『GUTS』/オリヴィア・ロドリゴ
- 『Midnights』/テイラー・スウィフト
- 『SOS』/シザ
今回は各部門のノミネート数が10から8になり、予想が大変楽になりました^^
スバリ、当てましょう!!
(明るーいナショナール)
まずは消去法で・・・
ラナ・デル・レイの『Did you know that there's a tunnel under Ocean Blvd』は、売上的に全ノミネート作品の中でダントツ最下位です。
申し訳ない( ̄▽ ̄)ゞ。これをまず外しちゃいます。
日本でさほど知名度のないジョン・バティステは、アメリカのTV番組では大人気なんだそうな…。
『World Music Radio』は国際色豊かで面白い作品ですけど、これもセールス的に厳しいかなぁと思います。
ジャネール・モネイの作品も、このノミネート群の中ではちょっと苦戦でしょう。
以上の3作品、外しちゃいますね。
では、あと5作品。
ボーイジーニアスとマイリー・サイラスの作品は、緻密で完成度が高く、個人的にはどちらかが獲って欲しいです。
しかし残りがバケモノ作品なのですよ!
スウィフト、ロドリゴ、シザ。
最優秀アルバム賞は、確実にこの3作品の中から選ばれると思います。
まずスウィフトvsロドリゴは、ベテラン横綱vs新大関って感じですよね。
ここは横綱の豪快な上手投げで、スウィフトに軍配。
で、スウィフトvsシザなんですが、これが千秋楽、横綱同士の大一番!
あー、のこったー、のこったー、のこったー
ん~~と悩んで…
土俵際のうっちゃり、シザの勝ちで、どや!
『SOS』/シザ
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■最優秀レコード賞
<ノミネート>
- 「Worship」/ジョン・バティステ
- 「Not Strong Enough」/ボーイジーニアス
- 「Flowers」/マイリー・サイラス
- 「What Was I Made For?」/ビリー・アイリッシュ
- 「On My Mama」/ヴィクトリア・モネ
- 「vampire」/オリヴィア・ロドリゴ
- 「Anti-Hero」/テイラー・スウィフト
- 「Kill Bill」/シザ
この「レコード賞」は、アーティスト及び製作チームに贈られる賞で、トロフィーはプロデューサー、エンジニアetcにも与えられます。
これはつまり、個人競技ではなく団体競技!
今年も野球に例えていきましょう。
アメリカで絶大な人気のあるジョン・バティステは、アメリカの読売ジャイアンツと言って良いでしょう。
地道な活動を続けるヴィクトリア・モネは、去年も地味に終わった中日ドラゴンズ(スマン(笑))。
3人チカラを合わせて頑張ったボーイジーニアスは、清宮・野村・万波に期待したい日本ハムファイターズですね。
映画「バービー」のヒットに乗っかったビリー・アイリッシュは、近藤健介を得て惜しいところまでいったソフトバンクでしょうか。
まあ以上の各チームは、今回ちょっと厳しいと予想します(笑)。
残るは、マイリー・サイラス、オリヴィア・ロドリゴ、テイラー・スウィフト、シザの4組。
共に全米ヒットチャートNo.1同士の仁義なき戦いです。
これはNPBの枠を越え、国と国の意地をかけた国際試合と言って良いでしょう。
昨年のWBCで言うと、ベスト4に勝ち上がったメキシコ、キューバ、アメリカ、そして日本!
ならば!
久々に全米No.1ヒットとなったシザとサイラスの両者が、メキシコとキューバ。
グラミー常連同士のスウィフトとロドリゴが、日本とアメリカの図式でしょうね。
なんだか分かりづらいけど(爆)。
この激戦を制して、栄光の優勝トロフィーを手にするのは!?!?
テイラー大谷の渾身のスイーパーに、シザ・トラウトが痛恨の三振~!
テイラー・スウィフトの勝利と予想します。
憧れるのを、やめましょう!!
(↑ちょっと言ってみたかった)
「Anti-Hero」/テイラー・スウィフト
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■最優秀楽曲賞
<ノミネート>
- 「A&W」/ラナ・デル・レイ
- 「Anti-Hero」/テイラー・スウィフト
- 「Butterfly」/ジョン・バディステ
- 「Dance the Night」/デュア・リパ
- 「Flowers」/マイリー・サイラス
- 「Kill Bill」/シザ
- 「vampire」/オリヴィア・ロドリゴ
- 「What Was I Made For?」/ビリー・アイリッシュ
この賞はシングル曲の作詞者・作曲者に贈られるもので、つまり「作詞作曲賞」ですね。
昨年は臓器移植がテーマのボニー・レイット「Just Like That」が選ばれたりして、歌詞の深さが選考の基準になっているのかも知れません。
ノミネートは、ラナ・デル・レイ、デュア・リパ、ジョン・バディステ以外は「レコード賞」と重複していますが、さて、これをどう読むか?
そんなに売れてないけど、奥さんの闘病を描いたジョン・バディステの「Butterfly」なんかが意外と来ますかねえ。
売春婦をテーマにしたラナ・デル・レイの「A&W」も歌詞は深いんですよね。
逆に映画「バービー」のヒットに乗っかったデュア・リパやビリー・アイリッシュは厳しいのかも…。
いろいろ考えると、まったく予想できなくなるので、ここはセールス的成功と楽曲の深さとの兼ね合いで判断しましょう。
セールス的に言えば、最優秀レコード賞と同じくサイラス、ロドリゴ、スウィフト、シザで間違いないです。
この4曲の中から楽曲の深さで選んじゃいましょうか。
マイリー・サイラスの「Flowers」とオリヴィア・ロドリゴの「vampire」は、元旦那・元彼へのイチャモンが題材(笑)。
テイラー・スウィフトの「Anti-Hero」は自分の心の中の葛藤、シザの「Kill Bill」は殺人をテーマにしています。
こう考えると、やはり深いのはスウィフトとシザですね。
どちらかになると思いますが・・・
クエンティン・タランティーノ監督の映画をモチーフとし、殺人願望を描いたシザの「Kill Bill」。
これは間違いなく、テーマが深~い作品ではないでしょうか。
「Kill Bill」/シザ
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■最優秀新人賞
<ノミネート>
- グレイシー・エイブラムス
- アイス・スパイス
- ジェリー・ロール
- ココ・ジョーンズ
- ノア・カーン
- フレッド・アゲイン
- ヴィクトリア・モネ
- ザ・ウォー・アンド・トリーティ
最後は昨年から注目してる新人賞ですね~。
今回の面々、なかなか面白いですよね。
誰が獲っても話題になりそうな個性派アーティストが揃ったんじゃないでしょうか。
個人的には夫婦デュオのザ・ウォー・アンド・トリーティが獲って欲しい~!
夫婦でトロフィーを手にし、喜びを爆発させる場面が見てみたいです。
と、最初に、最も獲らなそうな人を書いてみました(笑)。
ジェリー・ロール、ココ・ジョーンズあたりも、今回、知名度・売上的には難しいんじゃないかと思います。
逆にフレッド・アゲインは過去にも違う部門でノミネートされてるし、新人っていうのはどうなのかなぁ。
でもそう考えると、過去にノミネートもあるし、今回7部門ノミネートのヴィクトリア・モネって何なのって感じです。
面倒なので、上記の面々外しちゃいましょう。
じゃ
映画「バービー」のサントラになったアイス・スパイスか、テイラー・スウィフトお墨付きのグレイシー・エイブラムスか、新進気鋭のSSWノア・カーンか!?
う~んと悩んで
そろそろ「バービー」関連にも賞が欲しいですね。
なら、アイス・スパイス、と。
アイス・スパイス
「第66回グラミー賞授賞式」の模様は、2/5(月)WOWOWにて独占生中継予定。
現場からは、以上ですっ!