渡部遼介オフィシャルブログ「Ryosuke’ Note」powered by アメブロ -309ページ目

ジオターゲティング

『すごく共感できる!』 と言われるほかに、『なんだか意味が解らないんだよねぇ!』 と正直に申告してくださる方もいらっしゃいます。

ここでは、ぼくが日々なにを考えているのかを書いています。読んでくださっている方が別の仕事をされていてもシンクロできるよう努(つと)めているつもりですが、あらためて読み返してみると、どうも気軽に読み飛ばす体(てい)ではないようです。

俳優の中でも事前準備をせず、ほとんどその場の感性だけを頼りにしたり、、文章にするよりは話すことに長(た)けている、というのはよくあること。
これは単にタイプの問題だと思いますが、ぼくにはこうした場が必要なようです。

いずれにせよ、それでも毎日かなりの方にアクセスしていただき、有り難うございます。サイドバーのグラフは、アメブロの実際のDATAとはかなり違いますが、お飾り程度に考えています。カッコいいです。

現場への要望

演じること自体がすでにそうなのだが、とりわけ台詞を話すことは、周りが思っているよりも相当の準備作業がいる。
だから、ぼくはいつも何時間後にそのシーンが始まるのかを知りたい。

本当の天才なら四六時中、準備万端でいられるのかもしれない。が、ぼくの場合はシミュレーションを続けているうちに、だんだんと固まっていってしまう。
今のところ逆算して、アイドリングをしていくのがベストだと感じている。

現場に画コンテがあるのは大歓迎。やりたいことが伝わってきて、自分も面白がれる。
ただし変更があれば、教えて欲しいとも思う。
たとえば、作品中で初めて話すとき。またOFFで話すのと、姿を映されるのでは意味も方法も、その役割さえ違う。

そしていざ理解したことを体の中に流し込み始めたら、熱いあいだに早く撮って欲しい。ひとりの人間でいるときに、できるだけナレーターのようには喋りたくはない。

引き出しが多ければいい、という話ではない。

自分の武器が決まると、ようやく戦い方が解る。はたしてどのジャンルのフィールドに、足を踏み入れるべきなのか。


せっかく自分の長所に気づいてくれた人がぼくをピックアップしてくれても、なにを見て呼んでくれたのか、判断できないことがある。

確認したくても、『いつも通り、そのままやればいいんだよ』と言われる。引き出しが多いほど、その“いつも”はたくさんある。
おそらく彼はそのうちのいくつかしか、見てない。ほかの要素を見て、その他のセンスを期待するような賭(か)けはしてこないだろう。
その上、自分がメインに据(す)えている武器が、必ずしも相手の希望でない場合も多い。スポーツのようにセッションしながら無言の会話で、相手の要望を発見し見せつける時間もない。

基本的に、相手には俳優の長所を引き出すための時間はない。それ以前に、自分がなにを発信しているのかを、絶(た)えず注意している必要がある。