引き出しが多ければいい、という話ではない。 | 渡部遼介オフィシャルブログ「Ryosuke’ Note」powered by アメブロ

引き出しが多ければいい、という話ではない。

自分の武器が決まると、ようやく戦い方が解る。はたしてどのジャンルのフィールドに、足を踏み入れるべきなのか。


せっかく自分の長所に気づいてくれた人がぼくをピックアップしてくれても、なにを見て呼んでくれたのか、判断できないことがある。

確認したくても、『いつも通り、そのままやればいいんだよ』と言われる。引き出しが多いほど、その“いつも”はたくさんある。
おそらく彼はそのうちのいくつかしか、見てない。ほかの要素を見て、その他のセンスを期待するような賭(か)けはしてこないだろう。
その上、自分がメインに据(す)えている武器が、必ずしも相手の希望でない場合も多い。スポーツのようにセッションしながら無言の会話で、相手の要望を発見し見せつける時間もない。

基本的に、相手には俳優の長所を引き出すための時間はない。それ以前に、自分がなにを発信しているのかを、絶(た)えず注意している必要がある。