渡部遼介オフィシャルブログ「Ryosuke’ Note」powered by アメブロ -289ページ目

ヘアメイクと衣装合わせ

来月の舞台にそなえ、ヘアメイクに衣装合わせ。駆けつけると、もう1つのチームが稽古していた。
今回は2つのチームに分かれ、それぞれが同日に公演する。ちなみに新作だが戯曲もまた別だ。

男性はあまり時間をかけない。前の女優は1時間相談して、とても可愛くなっていた。女性の可愛さ、可憐(かれん)さは、とてもぼくたちでは補(おぎな)えない。

待っている間、小久保くんが手作りのクッキーを持ってきてくれる。コーヒーをいつも持ち歩いているので嬉しい。堅い、でも少しも嫌な感じがしない、なんだか懐かしい味がした。
材料は小麦粉とバターと卵と。。。それとあと何かしか入っていない、とてもシンプルなもの。最近のクッキーは、なんでも柔らかすぎる。
彼が持参したサンドイッチには、手作りのカスタードクリーム。自分で焦がしたらしい。尊敬。

衣装は気に入った。視覚的な効果は観客とともにとても欲している要素の一つ。ぼくは一般体型よりも手が長いので、それだけお願いする。上着のほうは意外と融通(ゆうずう)がきかないんだけど。

バイクで、次の打ち合わせへ。最近は回しているので機嫌がいい。

3人の盲目(もうもく)

演技を研究していれば、一度は聞いたことのある話。3人の盲目。

ある同じものを触って、

ひとり目は『とても長い』
二人目は『とてもざらざらしている』
三人目は『とてもふさふさだ』

と、答えた。


ぼくらは想像する。。。


それははたして、『象(ぞう)』ではないか。



劇場でもライブハウスでも、時間を味方に付けた芸術には付きまとう根幹(こんかん)。

つまり象を生み出すのに、長い部分、ざらざらな部分、ふさふさな部分を作って、それで満足してはいないか。

本当にそれは象なのか?

生まれながらのエッセンス

ひとはだれかにユニークな部分を見つけると、その全体像を楽しむ。生まれながらのエッセンス。それは演じればすぐ身につけられるほど、容易(たやす)いものでははない。

いい香りのするひとには好感を持つし、野性的な香りにはちょっとドキドキする。

でもそんな女の子も、それらの男性用香水を持ち歩くだけで本当に満足できるのだろうか。