渡部遼介オフィシャルブログ「Ryosuke’ Note」powered by アメブロ -102ページ目

主人公の責任

知名度の高い俳優と絡むときには気を使う。

アプローチの異なることが多いからだ。


基本的に演技は、お互い影響しあってシーンを魅(み)せていく。

いわばドーナッツとして集まって"ドーナッツの穴"を表現するようなもの。


しかし影響される、というのはいつでも失敗するリスクを伴(ともな)う。

そのうえトレーニングを経験していないひとにとっては、まさに未知の世界。

安定を脅(おびや)かす共演者を、敵と見なすことさえある。


プライドもあり、責任もあるひとにとっては、いちどでも空振り三振をしてはいけないと思っているし、まわりの期待も圧倒的に高い。

それらに応えることは簡単ではない。


かれらはつねに億単位のプレッシャーを背負っている。


じぶんだけの演技も、じぶんだけと割りきって撮ってもらえればあまり問題はない。

主人公のアップを多用し、主人公だけを軸にストーリーを進ませればいい。

短いCMならとくにそうだし、物語やその世界観より俳優を観に来たファンはそれで満足する。

思い返して、アップのシーンしか印象がないならそういうこと。


ただし、とうぜん作品内の人間関係は希薄になる。



ところでなぜ、舞台俳優は実力者が多い、と言われるのか。



いわゆる舞台演技が、映像演技よりも優れているからではない。

みんなでドーナッツの穴を作っていかないと、ただの俳優品評会になってしまうから。



プロデュース公演なんかで見たことはありませんか?

俳優が粒だち過ぎて、それぞれのキャラクターははっきりしているんだけど、肝心の話の内容がさっぱり解らないという……。



それでも俳優を観に来たファンにとって、それはとても大切なことなのです。

親孝行って、なにをすればいいんですかね。

両親ともに健在なのですが、家に居るときをみはからってはカラオケや飲みに誘われます。

かれらにとって、自宅に居る=(イコール)暇人、だと思われています。

ぼくもいい大人なのでしばらく華麗にスルーしているのですが、たまにはつきあいます。

トレードするにあたって、チャンスの多い時間帯というのがじっさいにあるのですが、むこうにとってはもちろん関係ありません。


とくに何をするというのでもないのに、ふたりともとても喜んでくれます。

最初のときはそのことにすこしだけ驚き、また変な感じがしました。

親とカラオケに行って、(たぶん多くのひとはそうでしょうが)そんなにはしゃぐほど楽しい! っていう訳でもありません。

けれど、そんなに喜んでくれるなら、たまにはいいか、といつしか思うようになりました。


恥ずかしながら、どうしたら親孝行をしてあげられるだろう、とずっと考えていましたが、なかなかピンときていませんでした。

だから、あぁ、こんなところに笑顔は転がっていたんだ、というのが正直な感想でした。

もしかしたら、変な感じがしたのは、そのせいかもしれません。

本当はほかにもっと喜ばせてあげられることはたくさんあるのでしょうが、現段階ではまだまだ限られている気がします。


まぁ、部屋に閉じこもって、なんだかよく解らないことをしている息子を外に連れ出したいだけかもしれませんけどね!

お盆ですね。

ふだんなら昼間からこうして時間を空けるには贅沢すぎるのですが、いい機会なのでFX(外国為替証拠金取引)を研究しています。

もちろん現在、市場は開いています。

そして、基本的に24時間取り引きをしています。


ただ、あんまり動かないですね。


なんでもプロとしてトレードされているひとびとは、こうした休みには思い切って長い休暇を取るのだとか。

いわゆる、バケーション。

この期間以外に、年末のクリスマスシーズンもそうですね。

ロンドンやニューヨークなんかはひじょうに閑散(かんさん)としているそうです。


ぼくたちは睡眠時間以外のとてもとても貴重な時間のほとんどを、一生懸命に汗水流して働くことが当たり前だと思っています。

それは、とても尊いことです。

しかし、世の中にはそうして暮らしているひとびともまた、当たり前のようにいるという現実を忘れています。

なにしろ、1日に5兆ドル(!)も動くチャートに影響がでるほどですからね。


数年前までトレードという言葉はぼくの人生にありませんでしたし、世界にはじぶんの毎日とは違うひとたちが大勢いることを、まだまだあらためて思い知らされます。