風神 あ~る・ベルンハルトJrの「夜更けのラプソディ」 -93ページ目

以前、ネットでこんな記事を読んだことがある。
「なるほど」と口にする癖のある人は、話を聞き流している。

僕は、当たってる! と思った。
私生活では、ほとんど使わない言葉だけど、仕事関係で口に出ることがある。
それもだいたい決まった人に(笑)
だから口癖とはいいがたいのだけれど、心理は合ってる。

聞いているけど、何ひとつ納得していないし、そもそもその意見自体に関心がない時に、無意識に出る言葉なんだよね。

だからこそ、「なるほど」の後に何も言葉が続かない。だって、その意見にまったくもって興味がないんだから。僕にとって無価値なんだ。

本心から「なるほど」と思っているなら、僕ならこう反応するだろうな。

へえ~なるほどね~」って。
で、その後に、いくつか質問が出るだろうなあ。
「じゃあ? じゃあ? ○○ってどうするの?」って。

君の周りにもいないだろうか。
「なるほど」と口にする人が……思い浮かんだかな? 君の話は聞き流されてるかもしれないよ。

探してみました。たぶんこれだったかな。
なかなか面白いから、時間があったら読んでみてね♪
↓↓↓↓
口癖について


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通りを曲がると、いつも風が吹いている。
ビル風が吹きそうな場所でもないのに、風が吹いている。

僕は少し背を丸めて、煙草に火を付ける。
渦を巻いた煙が空に舞い上がっていく。

そういえば、煙草をやめろって言われたっけと思いながら、僕は煙を目で追う。

Change the world/エリック・クラプトン



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ああ、長い一日がやっと終わったって感じで、ちょっとぐったり気味で晩酌中。

昨夜は夜勤だったため、18時に起床して20時から今朝の8時30分まで勤務した。そこから電車移動して研修に出かけて、16時30分に終了した。研修の間2回ほど、一瞬目を閉じていた。

帰りは地下鉄一本で帰ってきたけど、行きと違って連れがいなかったので寝過ごすことが一番怖かったから、頑張った。

だって、行きの山手線の乗り換え駅で、「○○さん、着きましたよ」って起こされたぐらいだったから。これから研修が始まるというのに……。

一人旅の帰りは文庫本を読みながら3回ほどふっと目を閉じてしまっていた。危ない危ない。それを乗り切って、無事に最寄り駅に着いて買い物を済ませて帰宅したときは、起床してからすでに25時間が過ぎていた。そして明日は朝の8時から仕事です。

あ、テレビでやってる。今日は三社祭最終日の宮入りだったのか! 三社祭といえば貧乏学生だった頃に男女数人で見に行ったことがある。僕は愛機のフジカST801を抱えて写真を撮った。

何年前だったろう。ひとりで出かけて写真を撮ったのも三社祭だった。以前いたgooにアップするのが目的だったから、ちょっと写真を撮ったら帰ろうなんて思っていたら、帰れない。



午前中から夜まで、ひとりで場所を変え、御神輿に出会ったらそれを追った。僕はやっぱりお祭りが好きなんだなあ。

あの頃と違っているのは、浅草寺の前の通りから御神輿なめでスカイツリーが見えることだった。ちなみに三社祭は浅草寺ではなく、浅草神社のお祭りです。

三社祭はやくざのお祭りなんて言われたりするけど、もちろんそんな人ばかりではない。

神田明神の神田祭は御神輿を担いだけど、やっぱり見るより担ぐに限るのがお祭りだね。

あ、そうだ。神田祭で御神輿に乗った女性が、怒り狂った男たちに引きずりおろされた。もちろん、神様を載せる御神輿に人が乗ってはいけないのだから当然だけど。
それが許されてるのが、三社祭?

もうだめだ。
そろそろ寝ます。

ああ、御神輿担ぎたい。
胸元のどんぶりに小銭と煙草とライターを入れて、御神輿担ぎたいなあ。


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東京都知事の舛添要一が責め立てられている。
家族旅行が会議費に化けたらしい。他にもいろいろありそうだ……まったくなあって思う。

こんなとき、人の責め立てる勢いって凄い。

でも、胸に手を当てて考えてみてほしい。
軽いことなら、みんなやってるんだよね。

領収書を希望するサラリーマンのそれらしき会計の中に、ガムが一個入っているなんて珍しくもない。明細の入っていない領収書が幅を利かせること自体がおかしいことなんだよね。

僕はね、会社に提出する事務用品費に、幼かった娘の「かなこ」ってハンコの会計を紛れ込ませたことがある。娘は大喜びだった。

僕は舛添さんをかばってはいない。
でも、責め立てる時だけはみんなが正義面するのが好きではないかな。

ところで、痴漢って犯罪だよね。

駅を降りて全力疾走でそいつを追いかけたけど、捕まえられなかった。(これはどこかのブログに書いたなあ。まさに当日に)
僕を含めて三人のやりとりを黙って見ていたお前たちも、同罪だよと僕は言いたい。

話は戻って舛添さん。払えば罪が消えると考えてるのならお門違い。
だって、万引きが金を払っても、被害届を出せば、犯罪は成立するんだから。

徹底的にやってほしいけど、もっともっと他にやることあるでしょマスコミ! って僕は思う。

抉れ、えぐれ、光の当たらぬところにもっと光を当てろマスコミ! って僕は思う。


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光があるから影がある。
うん、至極当然のことだよね。

でもさ、想像してごらん、地表になんにもなかったとしたらどうだろう?
そう、影はできないんだ。そこにぽこりと何かがあるからこそ、影ができるんだね。

覚えてるかな、君にいつか話したことがあったよね? 宇宙はなぜ漆黒の闇なのかって。

うんうん、そうそう、よく覚えてたね。宇宙空間に飛び出した途端、太陽が消えるわけではない。
光を反射するものがないから闇に見える。

ということは、光はそれを浴びるものがあって初めて、存在を見せるということに他ならない。



もしも影を嫌うなら、君はのっぺりとした地表みたいになるか、影を映す物のない宇宙空間に漂うしかないんだ。それって、嫌だよね。

影はさ、君の存在証明なんだ。それは君が光を浴びている証拠なんだ。光は君を照らしているんだ。

だから、大丈夫なんだよ。



今日はとても暑い日でしたね。初夏の陽気でした。
時間のない中、一日一本ブログを上げると決めた日から、どれほど経ったでしょう。
皆さんのブログにもなかなかお邪魔できない不義理な日々が続いています。

さて、明日は、あ、もう今日か……。
6時起きなので、そろそろ寝ます。

おやすみなさい。


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吉田拓郎/全部だきしめて




西の空が茜に染まり、夜が静かにやってくる。まるで翻るマントのように、深い闇がこの町を覆い隠す。

ほら、見てごらん。いつものように、夜が何かをそっと連れ去るさまを。

それは喧噪なのだろうか、それとも他愛のない悩みなのだろうか、仕事の憂さなのだろうか。

でも、代わりに置いてゆくのが、一抹の寂しさと孤独感。



ちゅんちゅんと雀の鳴く頃、長い静寂を破るように光が朝を連れてくる。
夜明けはいつも、何かを伴いやってくる。

それは日差しだけではなく、期待かもしれないし、新たなる憂鬱かもしれない。
けれど、まだ見ぬ未来へ続く光であることだけは確かだろう。
そんなふうに世界は続いていく。

楽なことばかりの人生なら、君は生まれてきた意味の大半を失っているに違いない。
苦しいなら笑ってごらんよ。笑えば、陰鬱な気分で見ていたものの中に、違う何かが見えてくる。



ところで、二人で見つめた星はどこへ行ってしまったんだろうね。それともあれは、僕だけが見た幻だったのだろうか。


井上陽水/帰れない二人



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「隣町の公園に行ってみようか?」
「うん、行ってみたい」僕の提案に殿下は頷いた。
長老が帰ってきて肩の荷が下りたのか、初めて会った時の堅苦しい雰囲気がすっかり取れて、僕はうれしかった。

「長老様、ちょっとマギーと散歩に行ってきます」
「そうか分かった。お前たちは、昔から、仲がいいな」長老は笑った。



橋を渡った隣町の公園では、子供たちが大勢遊んでいた。バギーを押す母親、煙草をくゆらすおじさん、自転車の練習をする幼い子供と父親。

いつものように、みんなが遊んで、いる……?
閉鎖になったんじゃ、なかったのか?

「良介! 早く来いよ!」
3人の発する声に「今行くよ!」と片手を上げる少年。僕はそれを目を見開いて見つめた。

「誰もいない公園って、寂しいね」殿下が呟く。

「殿下には見えないの!?」殿下の返事はない。

「ねえ殿下。もう一人の自分を見たら死ぬって……聞いたことがあるんだけど」不安になった僕は尋ねた。
「ドッペルゲンガーかい?」声の方を向いたけど、それは黒猫の殿下ではないような気がした。



「今行くよ!」
ジャングルジムに向かって僕は走った。

両手両足を使って、グイグイと昇っていく。

あ! 鉄棒を握り損ねた右手が空を掴んだ。落ちる体の重さを支えきれない左手もほどけた。

「良介ッ!」

青い空と浮かぶ雲が、不自然なほどにこの目いっぱいに広がった。夢から覚めた僕は草の上に寝ころんでいる。

いや、落ちているんだ。

隣町の公園で事故が起こったんだ。だから作り直しをするんだ。

─FIN─


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みんなで話し合いが行われ、自然な流れで2匹の長老たちも一緒に住むことになった。あれほど猛々しかったケビンも穏やかな顔になった。

「お前も一族をまとめることに必死になったのじゃろう」
隣町の長老がケビンに語り掛ける。



「けれどな、ワシらは猫族じゃ。誰の支配も誰の指図も受けない。何者にも従属もしない。ほれ見ろ、あの空をゆく雲のように、風と己が心に身をゆだねて生きるのが猫族じゃ。心の底から自由なのじゃ。気負いすぎるな」



「はい。あの時はすみませんでした」
「あの時?」
「長老を追い出したような形になってしまって……」

「ん? ケビン、ワシの言葉を聞いておらなんだか? ワシもまた、お前たちより長く生きている、骨の髄からの猫族じゃ。誰の指図も受けん。あの公園を出たのは、ワシの意志。つまらぬ心配は無用じゃ」

「マギーのおかげでうまく運んだな」長老とケビンの会話を聞きながら、殿下が隣で囁いた。
「いや、僕は何もしてない。チャトラのキャラが頑張ってくれた。でもほら、見てごらん、彼女は本気で悲しんでる。僕も少し後悔している。あの猫が死んじゃったんだから」

「あれは事故さ、そして尊い犠牲者だ。あれがなければ」
「いや、分かってる。それは僕もわかってるんだ」

殿下と僕の間で、少しの沈黙が流れた。僕は言葉を探したけど、それは後悔以外のものをもたらしそうにもなかった。

「隣町の公園って、どんなところなんだろうな」殿下が何かを吹っ切るように口にした。
「僕は知ってるよ」
「マギーは行ったことがあるのか?」
よく知っている。だって僕はそこでよく遊ぶから。それに僕はマギーじゃなくて、良介って名前の小学4年生だから。

「まあ、通りがかって周りをうろうろしただけなんだけど、この公園より遊具が多いんだ。ブランコや鉄棒だけじゃなくて、滑り台やジャングルジムや、アスレチックの木製遊具なんかがあって、子供たちや親子連れが多いんだ」

「そうなんだ。この公園はお年寄りや本を読んでいる人が多いからなあ」
「うん。この公園よりにぎやかなことは確かだよ」


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「理由さえあれば手前勝手によその町の公園を奪ってもいいと言うのかケビン! その猫を見てみろ、哀れにも死んでしまったようだ。お前が殺したに等しいぞ!」

「殺したのは人間だ!」
「そう仕向けたのはお前たちだと言っておるのだ。ケビン、世の中には3種類の人間がいる。我々を好きな人間と、嫌いな人間と、無関心な人間だ。それを見極められるのはここに長く住んだ者たちだ」

「争いはやめて! もうこりごりよ!」キャラが叫ぶ。
「そんなに欲しければ、この公園は譲ります。私たちは違う公園を探します。さあ、みんな行きましょう。新たな公園を探しに」



「ちょっと待て」ケビンが呼び止める。
「本当に、安全な食べ物をくれる人間が分かるんだな」

「わかるけど、そんなことはもういいの。死んでしまった猫は私の忠告を聞き入れてはくれなかった。私は見知らぬ人たちがそっと食べ物を置いていったから疑ったのよ。自信はなかったけど、全力で止めたの。それを聞いてはもらえなかった。私たちは望み通り出てゆくわ」

「いや、待て。待ってくれ」ケビンが苦悩の表情を浮かべた。
風が公園の木々を揺らし、ザワザワと音を立てた。

誰もが次の言葉を待ったが、発せられることはなかった。ただ、困り果てたようにケビンは項垂れていた。

「不思議に思うのだが、一緒に住むという選択肢はないのか?」隣町の長老はゆっくりと歩み寄り公園を見渡した。



「一緒に住むという考えは浮かばないのかと聞いておる。いたずらに世界を狭くして何か楽しいか? 猫は猫を殺したりはせん。しかし、人間は人間を殺す。そればかりかワシらの命まで奪おうとする。ワシたちは誇り高き猫族じゃ、苦しい時は助け合わなければならぬ。やがて公園も再開するじゃろう。そのときまた考えればいいではないか」



風はますます、木々のざわめきを大きくした。
「これがワシらからの最後の言葉だ。これ以上は何も言わん。ワシらは小さな公園に戻る」

「分かりました」
ケビンが小さく頷いた。


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「来たよ。たぶんあれだ」木の上から聞こえる静かな声が合図だった。キャラともう一匹を先頭にして、猫たちは公園の前の茂みに身を隠した。



「行くぞキャラ」
えさを置いて立ち去った人間たちの姿が見えなくなるのを確認して、2匹は公園の前に進み出た。
一匹の猫がそのえさに歩み寄る。

飛び出したキャラが声を限りに叫ぶ。
「それを食べちゃダメよ!」
「やめろキャラ! そんな奴ら死んだっていいんだ!」
「あなたは放っておいて! 毒の食べ物なんて見過ごせないわ!」



2匹は取っ組み合いになった。
よほど腹を空かせていたのか、騒ぎをよそに一匹の猫がガツガツとそれを食べ始めた。

「やめて! 食べちゃダメ!」
「こいつらなんて死んだっていいんだって!」



1匹が食べ始めるとほかの猫も寄ってきた。
その時だった。えさを食べた猫が突如嘔吐し、苦しみ始めた。

「やっぱり毒だわ! だから言ったのに!」キャラは泣き叫ぶ。
ほかの猫たちも驚いたように見つめている。

「不用意に食べちゃダメよ! 大丈夫な食べ物を運んでくる人たちは、私たちだけが知っているわ! 私たちはここでずっと暮らしてきたんだから」



「お前たち、なにをしておる!」長老たちが出てきた。
「何を争っているんだ」



「僕たちの公園が奪われたんだ!」
「それはまた、どうしたことだ」隣町の長老は目を大きくし、この町の長老は眉間を鋭くした。

「俺たちの公園が閉鎖になったからさ」どうやら隣町のボスらしき猫だ。
「公園が閉鎖?」
「事故が起こったらしいいんだ」


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