居酒家「おだいどこ」の想い
小学生の頃(1970年代)、ファミリーレストラン全盛の時代で、
日曜日になると2時間待ちが当たり前でした。
当時の楽しみは家族4人揃ってファミリーレストランに
出掛けてエビフライセットを食べて、
レジ前に並べてあるおもちゃを
買ってもらうことでした。
ファミリーレストランが非日常的な楽しみの場として
最も輝いていた時代です。既に両親は他界してしまったのですが、
ファミリーレストランで過ごした楽しいひと時は
今でも鮮明に記憶していますし、
私にとってかけがいのない想い出です。
社会人になってからも、フットサルやマラソン後の
打ち上げや結婚式の2次会等、楽しい想い出のワンシーンには
いつも「外食」がありました。
外食産業は空腹を充たす為の単なる食べ物を提供するだけでなく、
最愛の家族や最高の仲間と楽しく過ごす時間や空間、
サービスを提供する素晴らしい職業だと実感しています。
そんな外食産業でも30年以上にわたり地道な努力を重ね
繁栄し続けるブランドがある一方で
5年も持たないブランドがあります。
短期間で初期投資を回収し、その後は業態転換すれば良いという
風潮も残念ながらあります。
私が子供の頃は、有名なハンバーガーチェーンでも
まだ数十店舗しかありませんでした。
親の買い物に連れられ、その帰りに繁華街で食事をして、
最後にそのファストフード店に寄って
アップルパイやシェイクを買ってもらうのが楽しみでした。
その当時の親は、あまりファストフード店の商品を食べませんでした。
馴染みがなかったからです。当時のファストフード店のメインターゲットは
ヤング層と子供だったと思います。
それから約30年が経ち私にも子供ができました。
子供もハンバーガーが好きなので、子供と一緒に食べる機会も多くなりました。
よって30年前と比較すると、そのファストフード店の
客層の幅は広がっていると思います。
子供時代に、はじめてファストフードと出会った世代が親となり、
子供と一緒にファストフードを楽しむことが日常化したからです。
更に、我々の世代がお祖父ちゃんになる頃には、
3世代がメインターゲットになる時代が来ると思います。
そう考えると開業後、約60年が経った時にそのハンバーガーチェーンの
客層の幅は最大になるということです。まだまだ成長する余地がありますね。
ある哲学者が「人生は心ひとつの置きどころ」という言葉を残しています。
これは、自分の人生は不幸だと思えば不幸になるし、
幸せだと思えば、幸せになっていくといった意味合いです。
これをそのままブランドに置き換えると
「ブランドは心ひとつの置きどころ」
といったところでしょうか。
「おだいどこ」は5年で業態疲労を起こすようなブランドにはしたくありません。
「おだいどこ」というブランドが、親子孫三代に渡ってお楽しみ頂けるように、
更に、一生の想い出の1ページをお届け出来るように、心を込めて、
商品開発やサービスの向上に努めて参ります。
おだいどこブランドへの私たちの想いです。