旨いアロノフスキーは宵に食え
ということで、ひとりアロノフスキー祭の第二夜です!
「π」
1997年 アメリカ
数字の概念に取り憑かれた天才の至る場所、そこは神の領域なのか?
鼻血出るほどの幻覚シーンや、短いカットを繋いで見せる日常が、古典的でありながら斬新で、意外性に溢れていて凄い。耳に残る不気味な音楽と共に、「レクイエム・フォー・ドリーム」に継承されたのか!
216文字、黄金比、黄金螺旋、ダヴィンチetc 休むことのないマックスに恩師が声をかけるも、「あなたは碁、読書、金魚に逃げた!」と一蹴して、破滅的な道を辿っていく…目が離せない!
バカでよかったなと思う(笑)
これ、関西の映画ファンには伝わると思うけど、たまたまつけた深夜TV「CINEMAだいすき!」で放映されてたら、大興奮するタイプの作品。
全編モノクロ。浜辺の玉ボケシーンが特に美しかった。
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