空前の御朱印ブームと言われて早数年が経ちました。
一時期は珍しい御朱印を求めて神社仏閣に大行列ができたり、御朱印を大量にいただいて転売するなど大騒ぎとなりました。
最近ではブームも落ち着いたのか、以前ほどニュースに取り上げられることも無くなりました。
転売は現在でも行われているようですが、御朱印を大切に考えている人が増えたように思います。
今回は御朱印からは微妙に外れてしまうのですが「鉄印」についてお話しますね。
そもそも鉄印ってどんなものかご存知でしょうか?
私も最近知ったばかりなのですが、御朱印の鉄道版なんだそうです。
鉄印という呼び方からなんとなく想像はできるかと思いますが、鉄印帳を購入して特定の駅でカードやスタンプ形式の鉄印を集めていく…というシステムなんだそう。
スタンプラリーに似ていますね!
スタンプラリーと違うのは、鉄印をいただくには一つ300~500円のお金がかかるという点です。
ちなみに鉄印を押していただく鉄印帳も一冊2,200円するそうです。
鉄印帳もかなり立派な作りなので、御朱印帳に勝るとも劣らない感じですね。
鉄道ファンには大人気となっているようで、鉄印帳の初版は発売から一週間くらいで完売してしまったそうです。
すぐに増刷されたそうですが、売り切れが続出してしまったので、今は増産体制を整えて色のバリエーションも増やしたんだそうですよ。
都心に住んでいる人は「鉄印やってる駅ってどこなの?」と身近には感じられないと思いますが、実施されているのはローカル線のみなんです。
遠方の神社仏閣に参拝に行くことが多いという人は、一緒に鉄印集めもされてみてはいかがでしょうか?
鉄印集めにハマる気持ちが分かる!鉄印ってこんな感じ♪
私は鉄道マニアというわけではありませんが、車の運転が苦手なせいか遠方へのお出掛けや旅行の時は電車を利用することが多いんです。
結構マイナーな路線を使うこともありますし、飛行機よりも鉄道が好きなので北海道に行くのにもカシオペアに乗ったりしました。(今は無くなってしまって残念です)
また最近はスマホが普及しているので電車の時刻表や乗り換えを簡単に検索することができますが、スマホが無い時代は時刻表の冊子を片手に旅行してましたよ。
今でも時刻表は冊子で見る方が好きですね♪
なので、私自身ちょっと鉄印には興味があるんです。
実際に鉄印ってどんなものなのか?というと、なかなか御朱印っぽくて本格的なんですよ。
鉄印の画像は公式サイトなどからお借りしましたが、どれも素敵じゃないですか?
40社全ての鉄印を集めた人は希望すればシリアルナンバー入りの「鉄印帳マイスターカード」を有料で発行してもらえるんだそうです。
今は心から旅行を楽しめる時期ではないので、こういった楽しみで各地を回るっていうのもアリかな~と思います。
それに御朱印巡りをされている人はご存知だと思いますが、どんなにマイナーな駅であっても神社って必ずありますからね。
神社巡りをしつつ鉄印集めをするっていうのもいいんじゃないかな~と思います。
ちなみに鉄印をもらうには鉄道各社の指定窓口で乗車券を提示して鉄印帳と記帳料を係員に渡していただくんだそうです。
鉄印は御朱印のようにその場で書いてくれるものもあれば、書置きのようにプリントされたものもあるんだそうですよ。
また季節によって鉄印が変わる所もあるそうなので、これまた一期一会の出会いを楽しめますね♪
鉄印帳はどこで買えるの?鉄印に参加している鉄道はどこ?
鉄印集めをするには、まずは鉄印帳を手に入れなくてはいけません。
これは全国40の鉄道会社で購入でるそうですが、受付時間や受付場所は各社で変わってくるので、目的の鉄道会社のホームページで確認してから買いに行きましょう。
鉄印帳の企画に参加している鉄道会社は以下の通りです。
・道南いさりび鉄道・三陸鉄道・IGRいわて銀河鉄道
・秋田内陸縦貫鉄道・由利高原鉄道・山形鉄道
・阿武隈急行・会津鉄道・野岩鉄道・わたらせ渓谷鐵道
・真岡鐵道・鹿島臨海鉄道・いすみ鉄道・北越急行
・しなの鉄道・えちごトキめき鉄道・あいの風とやま鉄道
・IRいしかわ鉄道・のと鉄道・明知鉄道・長良川鉄道
・樽見鉄道・天竜浜名湖鉄道・愛知環状鉄道
・伊勢鉄道・信楽高原鐵道・京都丹後鉄道・北条鉄道
・若桜鉄道・智頭急行・井原鉄道・錦川鉄道
・阿佐海岸鉄道・土佐くろしお鉄道・平成筑豊鉄道
・甘木鉄道・松浦鉄道・南阿蘇鉄道
・くま川鉄道・肥薩おれんじ鉄道
旅行会社によっては鉄印帳が付いたツアーの開催や宿泊プランを出していることもあるので、個人で色々調べるのが難しい人は旅行会社のホームページもチェックするといいですよ。
コンプリートするにはちょっと時間がかかりそうですが、趣味の一環として楽しみながら集めるのもいいんじゃないでしょうか?
今回は御朱印からはちょっと脱線したお話でしたが「こんなのもあるよ!」というご紹介でした~♪